引越し手続きの申し込みをした、の巻
昨日、引越し手続きの案内が届いた。そして今日、引越しの申込みをした。日中に引越し業者から連絡が来て、大きな荷物の種類やサイズについて詳しく確認された。連絡の際に確認したところ、引越しの荷造りに使用するダンボールは、小中あわせて 10 個ほど配布されるらしい。
一人暮らしだから、そこまで大量に物があるわけではないものの、それなりに本や洋服が多くて、10 個で入り切るのかあやしい(入り切らなかった場合は追加でダンボールを配布してもらうか、自分で調達すれば済む話ではあるが)。その後、親とも連絡を取って、今現在住んでいる住居の点検日の連絡や、ガス、電気を停止させるための連絡、自転車や不用品の撤去など、いろいろするべきことがあることに気付いた。
やっぱり引越しってめんどくさいなと感じた。荷造りをするだけでもめんどうなのに、ガスや電気の停止や不用品の処分など、やることが多くて大変である。
これからは引越しの準備をしなければならない。本当はコードを書いていたいのだが、とりあえずは引越しの準備に専念することにしよう。
それから、今後も引越しをする可能性は何度かあるかもしれないので、要らない物は処分するか、実家に置いておくことにして、住む場所には最低限の物しか置かないようにしようと思う。使わない物が多いと邪魔なだけでなくスペースも取るし、片付け等もめんどうになる。だから、普段、使わない物は処分したほうがいいという価値観が最近になって身についてきた。断捨離の有用性がわかったような気がした。
日記サイトのデザインを改良していた話をしていたら、いつの間にか、日記をこのように公開する意図についての話に脱線していた、の巻
夜から夜中にかけてこの日記サイトのコードを書いていた。
今回は特に新しい機能を追加したわけではなく、主にデザインをいじっていた。一番大きな変更点は、各々の日記が表示されるページが、PC だと横に狭くしたところ。
今までは、横幅が最大 900px あった(スマホだとわからなかったかも)けど、それだと横に広がりすぎて、短文で構成すると右側の余白が気になってしまう。なので、今回は最大でも 700px で表示されるようにした。これで一行に表示される文がコンパクトになってすっきりした感じがする。
別にデザイナーではないので、正直デザインの良し悪しは自己満足で決まってしまうところがあるけど、この日記サイトは、自分以外あまり見ている人はいないと思われるので、自己満足でもいいだろう。そもそもこの日記は人に見せるため、というよりは自分がその日一日を振り返ったり、過去の人生の記録をつけるような目的で作り上げたものなのだ。こうやってインターネットに公開している理由は、一つはアナログよりデジタルが好き、もう一つはデータとして残るからだ。
コードを書いたり、ネットサーフィンしたり、Twitter したり、YouTube や AbemaTV を観たりなど、PC を使わない日はないと断言して良いくらい、自分の生活はデジタルに依存している。だから、日常のあらゆる物事を、アナログではなくデジタルで保存し管理しておきたい性分なのだ。メモを取るなどの些細なことですら、デジタルで行っている。
そして、デジタルの良いところは、データとして残ることだ。紙(アナログ)の日記帳に日記を毎日書いていったとしても、その日記帳が火災とともに燃えてしまえば、今までの記録はすべてなかったことになる。火災という例は大事かもしれないが、現実的に考えても、これから 10 年 20 年、今まで書いてきた日記帳をすべて保管しておくことは難しい。途中でどこかにいってしまうかもしれない。というより、日記帳にかぎらず、すべての物事をアナログで管理して保管していたら、部屋中が物だらけになってしまう。物理的な物体は本当に自分が大切にしているものだけにとどめ、あとは引越しの際に処分して、すっきりした空間で生活を営みたいものだ。
調子に乗って一番伝えたいところを危うく書きそびれるところだったが、一方でデジタルだと、データが吹っ飛ばないかぎりは永久に残しておくことができる。それも、物理的な物体ではないから、サーバのストレージが許すかぎりは無限に記録をためておくことができる。そういった意味で、日記をデジタルで書くということは、自分にとって恩恵がとても多いのだ。
話がだいぶ脱線してしまったが、話の起点はこの日記サイトのデザインを改良していたということだ。日記が表示されるエリアの最大横幅を狭くしたことがもっとも大きな変更点で、それ以外には、検索フォームに検索ボタン(虫眼鏡のアイコン。クリックすると検索ができる)をつけたりした。最近のブラウザではエンターを押すと submit ボタンを押したのと同等の挙動をするから、別に検索ボタンはなくても良い(検索ボタンを押す代わりに、エンターキーを押せば良い)。しかし、スマホの場合、前回入力したキーワードを補完したときに、もう一度、検索フォームにフォーカスして検索キーを押すのがめんどうなので、ボタンをつけてみた。あと、検索ボタンがあったほうが UX 的にはたぶん良いだろう(知らないけど)。まあ、GitHub や Qiita には検索ボタンがついていないので、別にどっちでも良いような気はするが。
といったところで、今日の活動としては、日中は引越しの申込みをしたり、今後の引越しの手順について親と相談していた。夜から夜中にかけてはこの日記サイトのデザインを改良していた。
ポエム式はつらいよ、の巻
デザインの改良に付随してもう一つ書いておきたいことがあった。今までこの日記サイトでは、いわゆる「ポエム式記述法」で日記を書いてきた。「ポエム式記述法」というキーワードは、自分で勝手に命名したものであるが、文章をポエム式で書くというものだ。以下のような書き方が「ポエム式記述法」だ。
普段は家で YouTube を観たり、Twitter をしたり、マンガを読んだりしているサトルだが
今日はとても良い天気だったので隣町までショッピングに出かけることにした
昨日は雨だったが、すっかり上がり、空には虹がかかっている
隣町まで向かう途中、サトルは通りかかった公園のベンチに腰をかけ
ぼんやりと空を眺め始めた
雲一つない快晴の日
家から出ることの少ないサトルにとっては人一倍新鮮な気持ちを感じていた
... (略)
※ 上記の内容はフィクションです。
このように、適当な間隔で改行をして書く書き方をポエム式記述法と呼んでいる。この記述法は、日記をよりラフな感覚で書けるようにしたいという意味で始めたものである。実際、適当に改行して適当に書き連ねていくので、あまり文章を熟考することなくすらすら書けて気持ちが良い。しかし、この記述法は、PC での表示には最適化されるが、スマホのように横幅が狭いデバイスだと、中途半端な間隔で改行されてしまうため、可読性が悪い。
そこで、横幅が小さいデバイスでは改行タグを無視するように CSS でスタイリングしようとしたが、ここで 2 つの問題に気づいた。一つは、改行タグの直後にリアル改行が含まれてしまっているため、それが余計なスペースとしてページに表示されてしまう点。これは CSS で余計なスペースを詰めてやれば良いので、特に大きな支障にはならなかった。
ところが、もう一つの問題が厄介だった。それは、ポエム式記述法で改行タグを取り除くと、改行する直前に句点や読点を打っていないと、改行タグを取り除いたときに複数の文が、一切の句読点なしに連結してしまう問題だ。
これはかなり深刻な問題だった。なぜなら、今まで自分がポエム式記述法で書いてきた文章は、ほとんどが改行の直前で句読点を打っていなかったからだ。句読点を打っていれば大した問題にはならなかったが、ポエム式では改行が句点や読点の役割を果たしていたので、打つ必要がなかったのだ。
この問題を解決しようと思ったら、今まで句読点なしで書いてきた文章すべてに句読点を付けていく必要がある。句点だけ、あるいは読点だけ、ならプログラムを書いて自動的に付ければ良いが、句点をつけるべきか読点をつけるべきかは、文脈を判断しないといけないため、一筋縄ではいかない。というより、機械学習や自然言語処理でもしないかぎり不可能である。
このような問題に気づき、ポエム式記述法には欠点があると感じた。というより、文の区切り(本来、句点や読点が付く箇所)を改行で代用するなど、マークアップとしては無理があったのだ。元々は気楽な気持ちで書けるようにと始めたポエム式記述法だったが、スマホでの文章の見栄えを考慮すると、やはりポエム式ではなく、「一文一パラグラフ記述法」が良いのではないかという結論に至った。
「一文一パラグラフ記述法」とは、一文書いたら、次のパラグラフに移るというものだ。先ほどのポエム式記述法の例を一文一パラグラフ記述法に適用すると、以下のようになる。
普段は家で YouTube を観たり、Twitter をしたり、マンガを読んだりしているサトルだが、今日はとても良い天気だったので隣町までショッピングに出かけることにした。
昨日は雨だったが、すっかり上がり、空には虹がかかっている。
隣町まで向かう途中、サトルは通りかかった公園のベンチに腰をかけ、ぼんやりと空を眺め始めた。
雲一つない快晴の日。家から出ることの少ないサトルにとっては人一倍新鮮な気持ちを感じていた
... (略)
句点が来たら(一文が終わったら)次のパラグラフに移動するというものだ。これなら、あまり文章全体の構成を意識することなく、機械的に記述していくことができるため、ポエム式と同様に書きやすさはまずまずである。文の長さによっては、次の行に一文字だけというような見栄えの悪い状態になってしまうかもしれないが、それは致し方なかろう。また、必ずこのルールに従わなくとも良い。短い文が複数続いた場合は、一つのパラグラフにまとめれば良い。
ブログのように、しっかり文章を書く場面では、全体の構成を意識して、ある程度の文章のまとまりごとにパラグラフを構成すると綺麗な文章が出来上がるが、これはあくまで日記。体裁をしっかりするよりも、毎日書けるようにするために、文章を書くためのハードル的なものは、なるべく下げたいと考えている。
ちなみに、今までさんざんポエム式やら一文一パラグラフやらと言ってきたが、ここで書いている記法は、いわゆる普通の文章の書き方である。意味のある文章のまとめりごとにパラグラフを構成する、一般的な文章の記述法である。この記法はあくまでブログやフォーマルな文章を記述する場面で使用するものであり、日記には合わないと思っていたが、文章を書く波に乗ってくると、これはこれで悪くないと、書いている間に感じた。
結局のところ、結論は出ていない。ポエム式記述法も、PC で見る分にはとても見やすいため、今後も使用するかもしれない。一文一パラグラフのほうがスマホの表示にも適しているため、こちらのほうが良いのかもしれない。書いていて途中で気がついたが、意外にふつうの記述法が一番しっくり来るのかもしれない。そのときの気分に合わせて書くのが良いかもしれない。如何に気軽に、それでいて綺麗に文章を表示させるためには、どのような記述法が良いのか、これからもしばしば検討するとしよう。