今日は引越しの荷物を運び込む日だった。まず午前中にガス業者さんが来てガスの閉栓をしてもらった。
ガス閉栓作業は 5 分程度で終わった。コンロの回収もお願いしていたので、閉栓後、コンロの回収をしてもらった。「まだ使えるけど本当に処分していいの?」と訊かれ、「はい」と答えたら、「やっぱ金持ちは違うねぇ」と言われたけどそういうことではない……。まあこれはお年寄りのジョークということでスルーしておくことにしよう。
コンロの処分費として 540 円を支払った。支払いの前に領収書を発行していたのだが、その間にちょっとした会話をしていた。
「ぴったり払えないんですけど大丈夫ですか」 「ええ大丈夫ですよ。小銭なら払えます。百万円札とか渡さないでくださいねw」 「はい、大丈夫です (笑)」
「早いものでもう 3 月の半ばですね。もうすぐで桜が咲く季節ですよ」 「そうですねー。今年は寒かったですね」 「ええ本当に。今年の 1 月頃に風邪を引いて、……」
「今日、引っ越しされるんですか?」 「はい、今日引っ越します」 「引越し後はどちらに行きますか?」 「とりあえず実家に帰りますね」 「実家は遠いですか?」 「いえ、そんなに遠くはないです」
こんな感じのふつうの会話をしていた。特にオチはない。
午後 4 時 〜 5 時の間に引越し業者の人が来るという連絡が来たので、それまでに片付いていないものを片付けることにした。
まずは PC を片付けた。次に布団を片付けた。布団には埃やゴミがたくさんついていたので、それを取り除くのに時間がかかった。
布団を布団袋に片付けたときにはもう 3 時を過ぎていた。まだカーテンやハンガー、洗濯物などが片付いておらず、掃除用の小物などもダンボールにしまいきれていなかった。慌てて洗濯物を畳んでダンボールに詰めたが、時刻は 4 時になろうとしていた。ちょうど洗濯物をしまいきった直後に、なんと、引越し業者の人が来てしまった…!
仕方がないので、片付けを進行しながら荷物を運んでもらうことにした。これに関しては本当に申し訳ない気持ちだった。まずは片付いている荷物から運んでもらいつつ、こちらは急いで小物などをまとめたりした。
カーテンやバッグがどのダンボールにも入らなかったりしたが、カーテンをシーリングライトのクッションとして同じダンボールに詰めてもらうなど、様々な配慮してなんとか荷物をまとめてもらった。
本当はカーテンをダンボールに詰めたりするのも全部事前にやっておくべきなんだけど、カーテンは引越し当日まで必要だったので、どうしても片付けられなかった。夕方に来ると聞いていたのに片付けきれなかったのは本当に申し訳ない。
引越し業者さんの協力もあり、なんとか荷物を運び込むことができた。部屋のものがどんどん減っていき、普段は影になっているベッドの下や机の下などがあらわになると、驚く量の埃が床に落ちているのをみて愕然とした。こんな汚い部屋に引越し業者の方が数人。汚くて恥ずかしいと同時に申し訳ないという感じだった。
ベランダにあった物干し竿は、長さが 2 m ちょっとあり入らないとのことだった。しかし、4 年間ずっと外に置いてありかなり汚れていたので、どうせならということで処分することにした。
ちょっと前に自転車と電気スタンドの処分依頼をしたが、前回同様に物干し竿を処分してもらうよう電話した。ただし、今月の粗大ゴミの処分の受付は昨日で終わってしまっていたようなので、4 月以降の処分ということになる。長い間、ゴミ置き場に放置される感じになるけど仕方ない。
また前回同様にスーパーに行き、処分用のシールを買った。スーパーまでは歩くとそれなりに距離があるので、往復するのは骨が折れた。
シールを買いに行った後、そのシールを物干し竿に貼ってゴミ置き場に捨てた。それから、残っていたゴミ (ハンドソープやトイレットペーパー、シャンプー、ボディソープなど) も捨てて、いよいよ部屋の中がガラ空きの状態になった。相変わらず掃除していなくて汚い家のままなのだが。持っていく荷物を背負って、ガラ空きの家を出た。
さすがに何もない部屋で寝ることはできないので、今日はホテルに泊まることにした。今もホテルの Wi-Fi を使用して日記を書いている。
ホテルに着いてからは、まずスーパーに行き夕食を買った。ホテルに戻り、お風呂に入り、一段落して夕食を食べようと思ったところで、あることに気付いた。
スーパーのレジでは、「お箸をつけてください」「わかりました」というやり取りがたしかにあったのだが、袋の中を確認してみたら、箸が入っていなかった。ホテルなので、割り箸などがあるわけでもなく、そのままでは食べることができなかった。仕方がないので、割り箸をもらうためだけにもう一度外に出て、コンビニに行き、サラダだけを買って、割り箸をもらってきた。
正直このときはかなりイライラしていた。割り箸がないと食べられないのに、しかもちゃんとつけてくれと言って返事があったにもかかわらず、入っていなかった。しかもお風呂に入った後なのに、また外に行かなければならない上に、わざわざ箸の必要なもの(サラダ)を買う羽目になった。レジが終わった時点で気づけばよかったのだが、これは明らかに店員のミスである。本当にイライラした。
まあそういう問題もあったが、ご飯も食べて満足したので、後はこの日記を書き終えて寝るだけだ。あんなに事前に引越し準備をしていたのにも関わらず、直前で片付けが間に合わなかったのは、引越し業者の人に本当に申し訳ないという気持ちだった。それと同時になんか残念だった。
チェックアウトは明日の 11 時なので、今日はもう寝る。