クレカについてのあれこれ

今日もクレカの還元率についてあれこれ調べていた。最初は Amazon でお得に買い物するためにはどのクレカを作れば良いか、以前に引き続き考えていたが、そもそも Amazon じゃなくて Yahoo! ショッピングとかのほうが還元率が高くてお得なんじゃないかということに気づき始めた。

今までずっとネットショッピングは Amazon がメインだったから、そこでまた一貫性を求めすぎる自分のめんどくさい性格が出てしまい、お得に買い物をしたい気持ちと Amazon に購入履歴などを統一したい気持ちが拮抗してかなり悩んだ。でも、一貫性を求めすぎる反面、新しいものに手を出そうとしなくなるし、金銭面でも損することもあるかもしれないので、そろそろこの考え方は捨てたほうが良いんじゃないかと思った。

で、お得にネットショッピングをするということで、Slack では特にヨドバシの話が話題になった。ヨドバシは 10% 還元のものが多い。これは Amazon などとは比べ物にならないくらいの還元率だ。

ただし、これはもとの値段が Amazon よりも高くて、10% のポイントをつけるとようやく同じくらいの値段になるという感じだ。また、Amazon のポイントは、ポイントで商品を買ったときにポイントがつくのに対し、ヨドバシのポイントは、ポイントで買った場合はそれに対してポイントがつかないらしい。なので、ポイントで支払う場合には還元率が実質 0% ということになるので、単純にヨドバシのポイント還元分を引いた値段と Amazon の値段を比べることはできないよという話を教えてもらった。

それから、ゴールドポイントカード・プラスというヨドバシのクレカがあって、これでヨドバシで買い物をすると通常 10% のところ、11% になるらしい。ただし、10% + 1% という扱いで、1% の部分がゴールドポイントカード・プラスを使ったときの還元率らしい。なので、還元率がたとえば 2% のクレカを使ったとしたら、12% ということになる。現金などで払った場合は 10% の還元率が、ゴールドポイントカード・プラス以外のクレカを使うと還元率が 10% → 8% に下がってしまうが、ヨドバシポイントのスマホアプリに登録すれば 10% になるので、そこは気にする必要がない。

こうなると、ゴールドポイントカード・プラスは何が良いのかわからなくなってくるが、重要なのは書籍を購入した場合で、書籍は通常 3% と、他の商品に比べると若干低いのだが、ゴールドポイントカード・プラスで支払った場合、10% になるのだ。

ヨドバシ・ドット・コムで本を買うといつでも10%ポイント還元

というわけで場合分けが必要で、書籍以外の商品を購入する場合は還元率 1% より高いクレカがあるならそっちのほうがお得で、書籍の場合はゴールドポイントカード・プラスを使ったほうがお得ということである。書籍でも 7% 以上の還元率のクレカだったらそっちのほうがお得だが、そんなクレカは存在しないので、実質ゴールドポイントカード・プラスが一番お得ということになる。まあこれも結局は Amazon と比べてどっちがお得かをその都度調べる必要がある。

じゃあ、還元率 1% より高いクレカって何があるのと言ったら、この前にも書いた REX CARD がある。これは還元率 1.25% なので、ゴールドポイントカード・プラスよりも若干還元率が高くなる。

ところが、それよりもっと還元率の高いカードがあった。それは Kyash だ。Kyash は還元率が 2% である。Kyash は残高をチャージして、その残高で決済をする、いわゆるデビットカードのようなカードだ。つまりどういうことかというと、Kyash に残高をチャージするときにクレカを使えば、そのクレカのポイント還元が得られるし、チャージしたその残高で買い物をすれば Kyash の 2% の還元率が得られる。というわけで、ダブル取りができるのだ。

仮に Kyash に残高をチャージするクレカの還元率を 1% とすると、クレカの還元率 1% + Kyash の還元率 2% + ヨドバシの還元率 10% で、合計 13% ということになる。

ただし、条件があって、これが Kyash の還元率が 2% と高めになっている理由なのだが、いわゆるデビットカードなので公共料金などの定期的な支払いには使うことができないという点だ。

まあこれはヨドバシの買い物には影響ないだろうが、もう一つ条件がある。それは一日の利用金額の上限は 3 万円までで、月の上限は 12 万円ということだ。高い還元率である分、日と月の上限が決まっているので、常に Kyash で支払いをすることはできない。

この上限があることによって、3 万円以上のものは買えないし、日あるいは月の上限を超えたら別のカードを使わないといけないので、管理がめんどうになる。各種サービスに Kyash とそれ以外のカードの 2 種類を登録しておいて、Kyash の上限に達したらもう一つのクレカを使う、という運用になるが、それはめんどくさいのではないかということだ。

なので、確実に月 12 万円以上使うサービスだけ Kyash を登録しておくというのが一番手間が少ないのかなと思うが、月に 12 万も使うことはそんなにない気がする (それこそ去年は結構お金を使ってしまったので月 12 万超えはザラだったが、今後はそのようなことはないようにしたい) ので、やっぱりこの上限は管理がめんどうになるだろう。

ヨドバシの話からそれてしまったので話をもとに戻すと、ゴールドポイントカード・プラスは、書籍をヨドバシで買うときにはあったほうが便利だということがわかった。ただしそれも Amazon のほうが安い可能性もあるのでゴールドポイントカード・プラスの活躍の場面はそれほどないのかもしれない。でも年会費無料で、ヨドバシで買い物をする際はあるほうが良いに越したことはないので、とりあえず作ってみても良いかなあと思った。

Kyash の運用に関しては、今後また考えることにする。

あと、また別のクレカになるが、ビューカードはとりあえずもっておこうと思う。Suica にオートチャージできるし、Suica にチャージしたときの還元率が 1.5% だからだ。Suica へのチャージもクレカの還元率が反映されるはずだが、1.5% は他のクレカにはなかなかないし、オートチャージは魅力的である。今後、クレカをガンガン使っていくことになれば、QUICPay や iD での支払いが増えて Suica はあまり使わなくなるかもしれない。とはいえ、電車に乗るときは絶対に使うので持っておいて損はないかなと思う。

ビューカードといっても 10 種類以上あるので、どれを作ろうかは今後考えることにする。

クレカについては話すと長くなるのでこの辺にしておく。今まであまりクレカとかポイント還元とか意識していなかったが、この辺のことがわかってくると楽しくなってきた。ここまでポイントについて意識するようになった理由は、今月が非常にピンチで、お金の使い方について見直したからだが、ピンチにならなければお金の使い方の見直しもしなかっただろうし、クレカやポイントについても詳しく調べなかっただろうから、怪我の功名だなあとしみじみ感じた。