リクルートカードの申し込み直前でまた悩み始めた
昨日の夜、リクルートカードを申し込もうとした。これ以上待ってもあまり考えは変わらないだろうし、いい加減ずっと悩んでいるのをどうにかしたかったので。リクルートカードを申し込もうとして昨晩寝るのが遅くなってしまったのは言うまでもない。
Mastercard か VISA かで迷っていたのだが、VISA を申し込むことで昨日は決めた。VISA の弱点は Apple Pay でネット決済ができない点だが、Apple Pay をネット決済で利用するとなるともはや iD や QUICPay は関係なくなるはず。となると、P-one Wiz で困らないのだ。QUICPay にしか対応していない実店舗なら P-one Wiz では支払えないのでリクルートカードを使う必要があるのだが、ネット決済なら iD や QUICPay ではなく、「Apple Pay として」支払うことになるので、そもそも iD か QUICPay かの違いは概念としてなくなるはずである。
そして、P-one Wiz でダメなもの、具体的にはポイント還元の対象外となるものを、サブカードとして、代わりにリクルートカードで補おうという寸法だ。なので、P-one Wiz でポイント還元対象外である Kyash をリクルートカードに登録することでポイント還元を狙うという用途で使用する。
今のところ、VISA で困るようなことがなく、Mastercard だと、万一 VISA にしか対応していないネットサービスなどがあった場合に対応できないからという理由で VISA を選ぼうとした。
さて、そしてまた、悩みポイントが増えてしまった。昨日の夜、リクルートカードの申し込みの途中まで進んで、カードブランドを選ぶ画面に来たときに衝撃の展開が訪れたのだ。
カードブランドが「JCB」と「Mastercard」しかなかったのだ! しかし、リクルートカードはたしかに VISA も取り扱っているはずだ。これはいったいどういうことだろうか。
そのページを良く見てみると、JCB と Mastercard のロゴが大きく表示されているその下に小さく「他ブランドをご希望の方はこちら」と書かれており、「こちら」のリンクをクリックすると「Visaをご希望の方は、プライバシーポリシーに同意の上、こちらからお申し込みください。」と書かれている。しかもこの文言は、なぜかページが表示されて数秒待たないと表示されないようになっている。明らかに VISA だけ選びづらいようにしてあったのだ。
これは絶対に何かがあると予想した。誰でもそう思うだろう。VISA を選ぶと利用者側は得するがカード会社が得しないから敢えて選びづらくしてあるのか、逆に VISA を選ぶメリットがあまりないから控えめな表記にしているのか、はたまた VISA は今後廃止予定にしようとしているのか……。
それを知るべく、ネットで調べたのだが、そのようなことはどこにも情報として載っていなかった。しかも、それとはまた別で、Mastercard じゃないと au WALLET にチャージしてもポイント還元の対象外となるという記事まで見つけた。au WALLET は今のところ使う予定がないから良いとしても、Mastercard が優遇されているのではないかという情報を見ると、ますます悩みが増えてしまった。
今日起きてから、それらがどうしても気になってしまったので朝一番に問い合わせてみた。
まず最初にリクルート側に問い合わせて、VISA だけなぜ小さく表示されているのかについて問うてみた。その回答は「それに関してはお答えしていない」だった。この言い方といい、絶対に意図があって作っているに違いない。でもそれを答えるつもりは一切ないようだ。ますます怪しくなってきた。
次にカード会社である三菱 UFJ ニコスに電話をして先の au WALLET のポイント還元について問うてみた。au WALLET に関しては以前にポイント還元対象外となると聞いたのだが、Mastercard だけ還元対象になるみたいな記事を見たので、もう一度確認してみたくなった。
回答としては、やはり au WALLET はポイント還元対象外のようだ。Mastercard であっても VISA であってもポイント還元対象外だ。もしかしたら以前は Mastercard だけポイント還元対象だったのかもしれないのでそれについても聞いてみたが、過去にもやはりそういった違いはないようだ。2016 年 8 月からポイント還元対象外になったようだが、それ以前にも Mastercard だけ対象だったということはなかったらしい。
なので、おそらくリクルートカードの Mastercard だけポイント還元対象という記事は間違いだったということになる。ちなみに Mastercard と VISA の違いについて改めて聞いたみたが、Mastercard がやっている特典や、VISA がやっている特典という意味で、カードブランド会社のキャンペーン等での違いはあるにせよ、リクルートカード自体として Mastercard と VISA とでの違いは全くないようだ。
ついでに、先ほどリクルートのほうで答えてもらえなかった VISA が小さく表記されている問題について、UFJ ニコス側でも何か情報が引き出せないか、ダメ元で聞いてみた。
すると、UFJ ニコスとしては、Mastercard のほうがキャンペーンや特典が豊富だから Mastercard のほうをおすすめしているという回答が得られた。リクルートカードとしては特にどちらも違いはないが、Mastercard というカードブランドとしての特典が VISA よりも優れているかららしい。
たとえば Mastercard ブランドのクレジットカードを使用すると、特定のレストランで割引が適用されるとか、ワールドカップのチケットの抽選に応募できるとか、コカコーラのグッズがもらえるとか、そういったことだ。詳しい特典に関しては、priceless.com を見るとわかると教えてもらった。
これに関しては、Mastercard の特典というところなので、リクルートカード以外の Mastercard ブランドのクレジットカードを持っている自分としては、そちらを使えば良いだけのことだからリクルートカードを VISA にしても特にデメリットはないだろう。
リクルート側の思惑がどうだったのかはわからないが、今のところ得られる情報としてはそれくらいだ。今は違いはないにしてもこれから VISA より Mastercard を優遇するという意味で VISA だけ表記を小さくしていると読み取ることもできなくはないので、非常にもやもやする結果となった。
昨日の夜まで VISA で完全に決めていたのに、また悩み始めてしまった。本当に VISA にデメリットがないなら良いのだが、あのような表記をされるとちょっと不安になる。
ちなみに、VISA が小さく表記されていることに加えて、VISA だけ「プライバシーポリシーに同意の上」という追加の事項が設けられている。これもなかなかに気になる。VISA だけ追加で同意に必要な事項があるのかと UFJ ニコスに尋ねてみたが、これに関しては何もわからないという回答だった。やはりリクルート側に何か隠していることがあるのではないかと勘ぐってしまう。
以下のリンクに、VISA でのみ同意が必要なプライバシーポリシーの記述がある。 プライバシーポリシー リクルートカード
【追記】 やっぱり「それに関してはお答えしていない」がどうしても気になってしまったので、電話かけたあとに最初に入力する番号 (問い合わせをする窓口) を変えてもう一度聞いてみた。
今度は、「JCB と Mastercard しか選べないんですが、VISA はどうやったら調べるんですか?」とわかっていることを敢えて聞いてみて、その回答に対して、「なぜ VISA だけ表記が小さいのですか?」と聞いてみた。
そしたらこのような回答を得られた。リクルートカードの Mastercard ブランドは、VISA や JCB よりも後に申し込みができるようになったので、新しく対応したブランドである Mastercard を薦めているとのことだった。
Mastercard が後から登場したこと以外に Mastercard を薦める理由はあるのか、VISA よりも優れている点があるのかとさらに言及してみると、新しいというだけで、Mastercard と VISA に違いはないのでご安心ください、という回答だった (ただしカードブランドによる違いはリクルートカードに限らず当然ある) 。単に新しく登場したほうを使ってほしかったらしい。あのような小さい表示になっていると何かあると勘ぐってしまうが、それはただの思い過ごしだったようだ。
改めて振り返ると「お答えしていない」という回答はやはり謎だったが、問い合わせる窓口によって回答マニュアルが異なることが原因なのだろうか。しかし実際には、最初に入力する番号によって窓口が変わっているのか、それもよくわかっていない。単に担当する人が変わって回答の内容が変わっただけなのかも。
ところで、VISA だけプライバシーポリシーに追加で同意する必要があるという点に関しては、自分の勘違いだったようだ。あとからページを良く見たら、JCB と Mastercard に関しても、ロゴの上のほうに小さく「プライバシーポリシーに同意の上、お申込みください。」と書いてあった。
いろいろあったが、リクルートカード特有の Mastercard と VISA の違いは特になさそうなので、VISA を選んでも良さそうだということがわかった。
ちなみに P-one Wiz は Mastercard だと海外ショッピングでの為替レートが高いようだが、ふつうはむしろ Mastercard が一番レートが低いらしい。なのでリクルートカードは Mastercard が一番レートが低いようだ。
それを考えると P-one Wiz を VISA にして、リクルートカードを Mastercard にしたほうが良かったのではと思ったが、もう P-one Wiz は使い始めているし、そこまで考えても仕方ないのであまり気にしないことにする。個人的には Mastercard が好きなので、メインクレジットカードや、特に他のブランドを選ぶメリットがないものは Mastercard に統一してしまう、という選び方で良いだろう。
Yahoo! プレミアムに登録した
Twitter にも書いたのだが、今月は飲食店やスーパーで PayPay 高還元率キャンペーンをやっている。
これを見ると、Yahoo! プレミアム会員は還元率 20% となっている。非会員の 10% と比べると 10% も違いがある。
Yahoo! プレミアムは月額 462 円である。これなら対象店舗でキャンペーン中に 4,620 円以上1使えば元を取れる計算になる。これはもしかしたら Yahoo! プレミアムを契約したほうが特になるのではなと思った。
まあ、4,620 円払ってようやくプレミアムの月額会員費をペイできるので、ここからどれだけ支払いをするかによるのだが、PayPay とは別に、Yahoo! プレミアムは特定の店舗でお得に支払いができる特典なども付いているようだし、これからも一ヶ月ごとに違う PayPay キャンペーンを実施するようなので、これを機にプレミアム会員になってみることにした。
ちょうど、会社の近くにも、今回のワクワクペイペイキャンペーンの対象となる飲食店があり、そのことを社内 Slack で話したら反応してくれて一緒に行こうという話になった。定期的に開催されるこの PayPay キャンペーンを機に、お得になる店舗で会社の人と一緒にごはんを食べに行く良いきっかけにもなるんじゃないかなと思った。
上記のキャンペーンページから Yahoo! プレミアムを契約したら、2 ヶ月間は会員費が無料になった。8 月末までは無料で Yahoo! プレミアム会員になれる、つまり対象店舗で PayPay ポイント 20% 還元になるということだ。これはかなりお得である。
改めて PayPay はとてもお得で良いサービスだなと感じた。
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ポイント還元された PayPay 残高もまたポイント還元の対象なので、たとえば還元率 20% のとき、還元率を再帰的に適用すると 25% くらいになるらしい。それを考慮すると実際には 4,620 円よりも低い金額で元が取れる計算になるが、めんどくさいのでそれは考えずに計算している。 ↩