下剤レポート 〜内視鏡検査 3 日前〜

腹痛とともに目が覚めた。正確には、目が覚めた瞬間、腹痛に襲われた。

昨晩はエアコンの設定温度を 1 ℃ 下げて就寝したため、そのせいで身体を冷やしたのが原因かと思ったが、どうやらそうではなかった。

やつだ、下剤だ。昨日の 21 時に飲んだ下剤が効いていたらしい。

昨日飲んだ時点では、なんの変化もなかった。水に溶かして飲んだが、味も特に変わらなかったため、本当に飲んだかどうかを疑ってしまうほど何も変わりがなかった。

ところが、朝起きた途端に彼奴は暴れ始めたのだ。急いでトイレに行き、用を足した。案の定、下痢だった。まあ当然の反応といえばそうなのだが。久しぶりに経験した感覚だったので、しばらく下痢をしたことがないことに気づいた。

正直、こんな状態で今日出社できるのかと不安になった。しかし、思っていたほど驚異は長く続かず、朝に一度トイレに行ってからは、それほど催さなかった。12 時ごろにもう一度だけ下痢になったが、午後は安定していた。

12 時ごろに下痢が来たことで少し怖気づいてしまい、昼ごはんを食べたらもしかするとまた下痢になってしまうかもしれないという不安が過った。なので、今日は昼ごはんを食べないことにした。

休日に趣味の開発に勤しんでいて昼ごはんを食べるのを忘れてしまうことはあるが、仕事をする平日に昼ごはんを食べないことは滅多にない。仕事に集中していたとしても、趣味ほど没頭はできない上に、昼休憩はちゃんと取りたいので昼ごはんを食べることになる。

でも、今日は食べないことにしたから、きっとお腹が空いてしまうのだろうなと思っていた。しかし不思議なことに、今日はお腹が空かなかった。昼ごはんの時刻になっても、昼過ぎになっても、夕方になっても、夜になっても、だ。

しかも驚くことに、空腹によって集中力が落ちるどころか、むしろ集中力が高まったのだ。胃に何も入らないことにより、軽い飢餓状態になり脳が冴えわたり、集中力が増したのかもしれない。これが断食の効果なのかもしれないと感じた。

今日はあまりつらい思いをすることはなかったが、もしかしたら明日は今日よりも下痢がひどくなるかもしれないと思い、明日はリモートワークができないかどうか上長に相談してみることにした。

すると、「条件に合致しているので OK」と言われた。しかし、この「条件に合致している」というのに引っかかった。なぜなら、社内のリモートワークができる条件の中に裁量労働であることが含まれており、自分はフレックスだからだ。

それを知っていたので、今回は下痢と腹痛のため(裁量労働ではないが)特別対応としてリモートワークができないかという相談だったので、フレックスでも大丈夫かと聞いた途端に、やっぱりダメということになってしまった。

つまり、一度 OK を出したのは、自分がフレックスだということを上長が忘れていたからだ。ほとんどの社員は裁量労働なので、裁量労働という条件が入っていることすら忘れていたのだろう。とんだぬか喜びをさせられた。

しかも、フレックスから裁量労働に変更する権限を持っているのは、ほかでもないその上長だ。そして以前に何度か裁量労働にしてほしいという要求をしているが、リジェクトされている。だからまあなんというか、裁量労働にもしてくれず、ぬか喜びされられて、リモートワークもできないというわけだ。

なんと役に立たない上長なのだろうか。ちなみにこれは皮肉だ。ルール上、フレックスでは現在はリモートワークができないことは知っているので、上長の判断は妥当なのだが、だからこそ「役に立たない」と感じた。

もとより上長には信頼も期待もしていないのでまあ良いのだが。今回の件でそれをより一層実感することとなった。

それはともかく、明日はやはりふつうに出社することになりそうだ。下痢と腹痛は不安だが、今日大丈夫だったことを考えて、明日も大丈夫だと信じたい。もし下痢がひどかったら、トイレに籠もるなり早退するなりしようと思う。

明日は 20 時以降は禁食なので、それより前に夜ごはんを済ませておく必要がある。今日は 9 時 10 分くらいに出社して 18 時 10 分くらいに退勤して電車で帰宅して、帰りにスーパーによって帰ってきた。そのあとダンボールを捨てたり腕立て伏せ、スクワットをしたりして夜ごはんを食べ始めたのだが、食べ終わるのが 20 時を若干オーバーしてしまった。ちなみに昨日も似たようなスケジュールだったが、やはり食べ終わりが 20 時をオーバーしてしまった。

それを考慮すると、明日はもっと早く退勤しなければならない。17 時半か、あるいは 17 時くらいには会社を出たい。

今日は昼ごはんは食べなかったが、夜ごはんは食べた。そして、今日はまだ食事制限はかかっていなかったが1、余裕を持って検査の前々日から食事制限をしておくと良いかもと言われたので、それに従うことにした。

スーパーで買ったものは、今日と明日の夜ごはんだ。食べても良いものは、何もかかっていない白米。サンドイッチや惣菜パンなどではなく、具材が乗っておらず、油分の少ないパン、たとえばフランスパンなど。それから、薬味や肉が入っていないうどんや、油で料理されていない卵(生卵やゆで卵)、その他、豆腐、はんぺん、お麩などだ。

パンに関しては、何もかかっていない食パンなどは食べられるだろうと思って成分表を見たところ、砂糖やマーガリンなど、ちょっとアウトそうなものが入っていたのでやめておいた。それから、うどんを見ていたのだが、自分で茹でるなどの手間を除くならすでに調理されたものを買うしかないが、ほとんどがそばだった。うどんは OK だが、そばは食べられない。

というわけで、結局まともに食べられるのは、サトウのごはんなどの純粋な白米と、新鮮な卵と豆腐くらいしかなかった。しかたないのでそれだけ買ってスーパーをあとにした。

サトウのごはんをレンジで温めて、その上に新鮮な生卵を乗せ、かき混ぜて醤油をかけて食べた。いわゆるふつうの卵かけご飯だ。それと豆腐に醤油をかけたものを食べた。

正直味気なかったが、醤油を大量にかけたらそれなりに美味しくはなった。今日はごはん 2 パック(360g)と生卵 3 個と豆腐一丁を食べた。昼ごはんを食べていなかったこともあり、

もう少し食べたい気もしたが、明日の分が少なくなってしまうのと、いくら食べても良い食材だと言っても、腸を空にするためには食べ過ぎるのは良くないだろうということで、そこまでにしておいた。

たまにはこんな感じでプチ断食するのも悪くないだろう。現に今日は昼ごはんを食べなかったことにより集中力がアップしたので。

20 時ちょっと過ぎに食べ終えて、9 時になったら昨日と同じく下剤を飲んだ。味はしないし、色も変わらない。これ、ふつうに飲み物の中に混ぜられても全然気が付かないのでちょっと恐ろしいと感じた。

昨日と違う点は、昨日は下剤を飲んでも全く変化がなかったが、今日は下剤を飲んだあと、ちょっとだけお腹が痛くなったことだ。腸内の下剤の量が増えて効果が増しているのかもしれない。

昨日と今日は下剤 30 滴だったが、明日は 1 本丸々入れる。きっとその翌日はもっと下痢が来るに違いない。そして検査当日は 9 時に病院に着いている必要がある。果たしてそんな状態で無事に病院までたどり着けるのだろうか。

まだまだ不安は拭いきれないが、これが終わってしまえば楽なので、それまでの辛抱だ。

今日のパフォーマンス

さっきも少し書いたが、今日は集中できていた。出社してから数時間はあまり手が進まなかったが、徐々に集中できるようになってきて、午後はいつも以上に集中することができた。昼ごはんを食べないことで集中力が増すことを知れたのは、今日の学びだ。

Mac の Finder をやっつけた

Command + tab でアプリをよく切り替えるが、そのときに Finder が鬱陶しいと感じることが多い。なので Finder を終了させる方法を調べた。

一番最初に見つけたのはこの記事だ。

Mac OS Xの「Command+Tab」でアプリ切替をする時にFinderが表示されないようにする方法

plist をいじって Finder が表示されないようにするというものだが、残念ながら plist は今の macOS では編集不可となっている。root 権限を持ってしても編集ができない特別なファイル扱いとなっている。macOS にはそういうディレクトリがいつぞやのバージョンから登場した。

仕方ないのでこの方法は諦めた。次にこの記事を見つけた。

Mac Finderに「終了」コマンドを追加する裏技

本来は終了できない Finder を終了させることができる方法だ。これを試した結果、Finder を終了させることができ、Command + tab に Finder が表示されなくなった。めでたしめでたし。

ちなみに、Dock からも削除できないだろうかと思ったのだが、これは SIP をオフにする必要があって、さすがにそこまでする気はないのでやめておいた。

Path Finder 7を使ったDockのFinderアイコンの隠し方

日記長すぎ問題

ちょっと今日は下剤レポートをしっかりまとめようとして張り切りすぎた。日記に 1 時間以上かけてしまった。

日記を書くのに時間をかけすぎてやりたいことができなくなってしまうようではもったいないので、日記はもっと簡単にまとめるようにしたい。一日の振り返りができさえすればそれで良いと思う。

本当は今日の日記のように毎日しっかりライフログを取りたい気持ちはあるのだが、あまり時間をかけすぎるのはやっぱり良くないなと思った。

  1. 繊維質の多いものは控えるようにという注意事項はあったが、基本的には食べてはいけないものは特になかった。