フォントを新しくした

日記のフォントを新しくした。YuGothic から「ニューシネマ A」に変更した。

YuGothic は、もともと macOS に (たぶん Windows にも) デフォルトで入っているフォントだが、今回導入したニューシネマ A は、なんと有料フォントだ。

思い立ったが吉日ではなく、かねてからこのフォントを日記で使いたいなあと思っていた。でも有料フォントに手を出すのはちょっと抵抗があったのと、何百と使用できるフォントの中から、たった 1 つだけを使うために契約するのももったいないなと思っていた。

でも、このフォントに対する思いは消えることなく、ずっと心のどこかに眠っていた。最近、アニメを見る機会が増えてきて、そのアニメの中でこのフォントが使われているのを見たときに、やっぱり契約して使おうという気持ちになった。

このフォントは、FONTPLUS というサイトで契約することができる。現在、375 種類のフォントを使用することができるらしい。料金は 10 万 PV / 月以下なら月額 1,100 円で利用できる。

FONTPLUS にはトライアル版があって、半年間、無料で使用できるというプランがあるのだが、このプランでは一部のフォントしか使用できず、残念ながらその中にニューシネマ A は含まれていなかったので、トライアル版を 30 分くらい試したあとすぐに正式版を契約した。

思った通り、このフォントは日記にもとてもぴったりなフォントだった。「ニューシネマ」という名前から分かる通り、本来このフォントは映画の字幕などに適したフォントなのだが、オクトパストラベラーで使われているのを見て、これは日記にも合うんじゃないかなとひらめいたのだ。

そもそもこのフォントを知ったきっかけがオクトパストラベラーで、このフォントめっちゃ味があって良いじゃんって思って何のフォントなのか調べてはじめて知ったフォントだ。「はじめて知った」というのは語弊があるかもしれない。かなり有名なフォントだから、たぶん昔からどこかで見ていたと思うけど、それを意識して見たことがそれまでなかったということだ。

オクトパストラベラーで知ってからは、このフォントが本当に多くのアニメやゲームで使われていることを知った。バイオハザード RE:2、バイオハザード RE:3、SHIROBAKO、エヴァンゲリオンなどなど。おそらく映画でも使われているのだろうが、あまり映画を見ないのでそこはよくわからない。

このフォントの魅力を知ってからは本当によく目にするようになった。これはカラーバス効果だろう。そして、様々なアニメやゲームで使われているのを目にするたびにこのフォントがますます好きになっていった。これは単純接触効果だろう。

そして今日、ついにこのフォントを日記に組み込むことにした。単に好きなフォントだからってだけじゃなくて、日記にもよく合うってことがオクトパストラベラーでの使われ方を見てなんとなく感じたからだ。

これで日記を振り返るのもちょっとだけ楽しくなった。ついでに更新頻度も増えると良いな。

フォントの変遷

せっかくだからこの日記のフォントの変遷について軽くまとめようと思う。

最初はたしか Open Sans を使っていたと思う。これはブログにも使っていたフォントで、しっかりしたきれいなフォントだったから使っていた。

その後、GitHub が Apple のシステムフォント (BlinkMacSystemFont) を使うようになって、このフォントがすごく気に入ってそれを使うようになった。今でもこのフォントが最もスタンダートで気に入っているフォントだ。

しかし、このフォントは日記としてはすこし硬い感じがした。そんなとき、YuGothic を知って、細字のスタイリッシュな感じと、このなんともいえないシュッとした輪郭が、まるで万年筆で文字を書いたかのようなテイストでとても気に入って使い始めた。今でも日記を書く画面はこのフォントを使っている。

そして、今回このニューシネマ A に変更した。前述した通り、オクトパストラベラーで使われているのを見て日記に合うと思ったのが使おうと思ったきっかけだ。

フォントやデザインって大事

UI は、単に使いやすくするだけじゃなくて、特に目的がなくても使っていたい、見ていたいって思わせるような効果があると思う。使いやすいだけだと、不満は抱かないかもしれないが、用を済ませたらとっとと離れてしまいたくなる。野暮ったいデザインとかを見ると特にそう思う。

カフェの居心地の良さと一緒で、機能的にはどのカフェも似たりよったりだが、このカフェの雰囲気が良いとか落ち着くとかそういう感情的な理由で一つのカフェの常連になることだってあると思う。

Web サイトやアプリなどのデザインもそれと同じで、似たような機能を提供していて料金やブランディングなども似たような感じのサービスがあったら、最終的にはデザインの好みなんかで決めることだってあると思う。

だから、居心地が良い、雰囲気が良い、と思ってもらえるようなデザインにすることは大事だと思う。その一つの要素として、フォントがあると思っている。自分がフォントにこだわるのは、そういう理由なのかなと感じている。

この日記はほとんど自分しか見ていないような気がするが、自分が日記を見るとき、書くときはやっぱりおしゃれできれいなデザインのほうがテンション上がるし、書くモチベーションになる。

日記のデザインに関しては完全に自己満足だが、むしろそれで良いんじゃないかと思う。自分がワクワクするようなものに触れている時間、そういう時間を増やすことが人生の豊かさにもつながるんじゃないかと思った。

なんかポエムっぽくなった。

アルファベットを別フォントにする?

一応、英数字のみの英字フォントとニューシネマを共存させることはできるようだ。ニューシネマは好きだが、アルファベットや数字はちょっといまいちかなと思っているのでそれだけ別の Apple のシステムフォントにしてみたけど、それはそれで統一感なくてうーんって感じだった。

040d2dfe61d52a620d95cbf3277a0ad81c814f4cbc1f0ae6debd1d65be97b4de ▲ 全部ニューシネマ 7631f98fd1d6f93913df4cb3e6bd0afaedd7d1c233169c88fb3cb25066bd3ce7 ▲ 英数字はシステムフォント、日本語はニューシネマ

とりあえずは全部ニューシネマのほうにしておく。また他にニューシネマと合いそうな英字フォントがあって良さそうだったら変えるかも。

テキストフィールドには使えない

ニューシネマはテキストフィールドには使えないようだ。厳密にいうと、すでにそのページ内で使われている文字は使えるが、テキストフィールドで新しく入力した文字に関しては適用されない。

つまり、このフォントは JavaScript で動的に必要な文字だけを取得して表示しているので、そのページ内で新しく表示された文字に関しては適用されないのだ。

これは不要な文字を読み込まないことでレンダリングの高速化をしているともいえるが、どちらかというと全部の文字を取得されることを防いでいるように感じる。まあライセンス系のマネタイズだから当然の対応なのかもしれない。

ということなので、日記を書く画面は今まで通り YuGothic のままにする。

健康診断だったが寝坊して明日になった

今日は 12 時から健康診断だったが起きたのが 12 時 20 分くらいだった。すぐに起きて電話したら、明日の 12 時に延期になった。

最近、昼夜逆転していて、今日も本当は寝ないでそのまま健康診断に行こうとしてたんだけど、ちょっと仮眠しようと思って 7 時台に寝たら、ついうっかり寝すぎてしまった。

幸い、検尿はまだやっていなかった (検査当日の朝なので) し、検便も、明日から数えて 5 日以内にとったものなので問題なかった。

明日はちゃんと起きよう。