3年次の成績通知表を受け取りました
本日、3月24日(金)は履修ガイダンス&成績通知表の受取日でした。気づけば3年という月日が流れ、大学生活も残すところあと1年です。
ちょうど1年前にも「成績通知表を受け取りに行ってきました」という記事を投稿していて、なんだか感慨深く感じたので、去年に引き続き、筆を執りました キーボードを叩きました。
3年次のふりかえり
3年生の自分は、こと大学の学問に対する姿勢としては、不真面目だったように思います。今から、3年生の大学生活を、単位取得という点にフォーカスして、ふりかえろうと思います。
趣味に没頭
3年次の授業が始まる前の春休み(ちょうど1年前の春休み)にサーバを初めて触り、Chrome拡張機能を作り、そこからWebサイトの制作に興味を持ち始め、今度はサーバサイドにも手を出し、どんどんプログラミングの趣味にのめり込んでいきました。前期の試験期間中にもRailsにどっぷりはまってしまい、勉学そっちのけでした。
前期の成績については記事をあげてはいませんが、先述の通りコーディングに熱中してしまったせいで落単が目立つようになりました。そして今回もらった3年後期の成績に関しては、さらに拍車をかけるように落単が増えてしまいました。
後期は前期ほどコーディングにのめり込んではいないものの、ネットワークやセキュリティ、サーバ構築に関することに興味を持ち始め、それらの趣味の楽しさに目覚めてしまったこともあり、授業に対する意欲がだんだんと湧かなくなってしまったのが、落単が目立つ原因かなと考えています。
後期試験の試験勉強をする前なんかは、7〜8割の落単率になることを想像していました。授業の中盤と終盤はまったく出ておらず、レポートや毎週の課題を途中から放棄してしまった科目もあり、試験勉強しようにもさっぱりわからないし、何を勉強すれば良いかもわからない。さらに試験本番で良い点を採ったとしても、レポートや課題が課されている科目に関しては単位を取れないかもしれない。
焦燥感
しかし、試験が近づくにつれてこのままではヤバイという極度の焦燥感に駆られました。7〜8割も落としてしまうと、4年次で、単位取得に卒業研究が被り大変なことになる、と。
焦った自分は試験前にようやく本気を出し始めました。そうは言っても何を勉強すれば良いかわからないことに代わりはない、でもやらねばならん。そういって、少しでも単位取得の可能性があるものに関しては教科書を一から読み始めることにしました。
「試験前に教科書を一から全部読み始めるとかバカなの?」と思われることでしょう。自分でもそう思います、バカです。でも、授業に出てない、試験に関する情報を聞ける友人も周りにいない、となると、本当にそれくらいしか手段がないんです。
地獄の二週間
3年後期の試験前の勉強期間は、そのため自分にとって非常につらい期間でした。ヤバイという焦燥感はあるものの、趣味にかまけていたせいで、勉学に身が入らないのは相変わらずだから。
試験勉強中、心が折れそうになることが何度あっただろうか。この状況から逃げ出したい、でもここで逃げたらあとがない、そう思って必死に教科書を読みました。
もちろん教科書を読んだだけじゃだめで、問題を解かないと点には結びつかない。そういう意味で、教科書を読む必要があった自分は時間的にもかなり後手に回っていたのです(何の後手かは、もちろん単位取得との闘いです)
圧倒的に時間の足りないなか、ひたすら立ち向かいました。余計なことは考えず、ただひたすらに。ちょうど研究室に配属されたこともあって、昼間から夜中の1時過ぎくらいまで研究室の机に向かっていた日もありました。その時期は卒論・修論の提出前なので、4年生や修士2年の先輩方がいる中で、必死になってやりました。むしろ時間的には先輩方よりもかなり長い時間いたので、こいつまだ卒論でもないのに何ここまで本気になってるんだろう、と思われていたと思います。でも自分はそれくらいしないと本当にやばかった。
そして、試験当日は、今までの中でもかなり緊張感がありましたが、教科書を読んだり、満遍なく勉強したこともあって、勉強した科目に関しては特につまづくこともなく試験を終えることができました。ただ勉強していない3〜4科目は出席とか課題提出とかでもう本当に絶望的で絶対無理だと判断したのでそもそも試験を受けていません。
予想通りの結果
試験を終えて約2ヶ月の月日を経て、ようやく今日、結果がわかりました。試験を受けていない科目に関しては当然落単でしたが、試験前に死に物狂いでやった科目に関してはその努力が報われたのか、相応の評価がついていました。その中には授業さぼって、しかも課題もほとんど提出していない科目もありましたが、数十時間の試験前の勉強により、むしろ良い評価がついた科目もありました。
試験前は本当に地獄でしたが、死ぬ気でやれば、人間、案外できてしまうもんだなあと実感しました。でももうあの地獄を味わうつもりはありません。残りの単位は、ちゃんと授業に出て、提出物もあれば出して計画的に掴み取ろうと思います笑
卒業見込み
で、4月から4年生になるわけですが、お前卒業はできるのかと、要卒単位数は足りてるのかというと、現時点ではまだ足りていません。試験前に猛勉強したとは言え、やはり単位は数科目分落としているので、足りるはずはありません。というかそのことは勉強する前からわかっていました。でも勉強して少しでも取れる単位を取っておかないと現状よりももっと悲惨な形をとっていただろうと思います。そうに違いありません。
幸いなことに、コーディングやその他サーバ等の趣味の楽しさに目覚める前の、1年次や2年次には、順調に単位を取っていたこともあり、その積み重ねに助けられ、残り必要な単位は、4年次に取るのでも、そこまで苦労しない程度の量でした。
具体的には残り12単位です。おそらく真面目に授業に取り組んでいた人からすると、多すぎると思われると思います。でも、そこまで絶望的な量でもないと内心はほっとしています(あれだけ授業さぼってたということを踏まえると)。
この12単位には、前期と後期の卒業研究が含まれているので、卒研を除けば、つまり別個で取らなければいけないのは、残り8単位です。内訳は、教養科目2単位、専門科目6単位の、計8単位です。
単位数の齟齬
この記事を書き始める前に、事務に行って確認を取ってきて、今は解決したのですが、成績通知表の単位数内訳を見て、混乱したことがありました。
卒業に必要な単位数から、現在自分が取得している単位数を引くと、10単位です。でも、内訳で見てみると、先述の通り、教養2単位+専門6単位+卒研4単位なので、12単位必要です。
あれ、計算合わないぞと。そこで事務に確認したところ、自分の場合は、数理科目や英語科目、資格取得のための科目などを、本来必要な単位数よりも多く取ってしまっていたために計算が合わなかったということでした。つまり、教養や専門科目はまだ取らないといけないけど、それ以外のところで余分に多く取っていたということです。
なので、自分が卒業するときには、少なくとも卒業に必要な単位数+2になっていることになります。もちろんこれから履修登録をするときも、万一を想定して多めに取るつもりなので、その分多く取れればもっと余分に単位を取ることになりますが。
単位を多く取る分には何の問題もありませんが、本来取るべき科目群からは不足し、他のところで余分に取っているのは、なんともおマヌケですね。これから履修計画を立てる人はちゃんと計算して取ったほうが良いです。
後輩に贈る言葉
一言でまとめるなら、「こんな先輩にはなるな」です。肝に命じましょう。
まあこれだと雑すぎるので、少し丁寧に言うと、ここまで読んでくれた人にはもうわかると思いますが、あまりにも趣味に熱中しすぎて、本来の勉学から一度でも遠のいてしまうと、そこから落単連鎖の地獄に走りはじめることは、容易に可能です。特にプログラミングやサーバ構築など、自分の学部に関係のある事柄だと「これも一種の勉強だ」と正当化してしまいたがるというオマケ付きなので、本当に注意してください。
注意してくださいと言っても注意できるならはじめからやってるという感じですが、プログラミングなども、趣味でやっている分には、所詮遊びなので、大学の単位を取るという点に関して、熱中して勉学がおろそかになることは、ゲームしまくってさぼっているのと対して変わらない(少なくとも自分にとってはそうだった)ので、もしそれを正当化してしまうような自分に向き合うことがあれば、それは違うんじゃないか、と一旦疑ってみることをしてみてください。
プログラミングなどの趣味も積極的に行い、なおかつ勉学もちゃんとこなすということができる人であれば、何言ってんだこいつ状態だと思いますが、自分はそれが出来るほど器用な人間ではありませんでした。
もちろん、勉学がおろそかになるから、プログラミングする時間を抑えろ、などと言っているわけでは決してありません。むしろどんどんプログラミング等に時間を費やしてエンジニアとしてのスキルを磨いてください。ぼくが言いたいのは、プログラミングなどをして、スキルを磨こうとしているからと言って、それが勉学をおろそかにしていい理由にはならない、ということです。
まとめ
そんなこんなで危惧していた成績通知も絶望的な結果にはならずに安堵しています。念には念を入れて、前期と後期でそれぞれ必要単位数に余裕を持つように履修する(つまり必要単位数の倍以上の科目を登録する)つもりですが、前期の時点で単位は足りるはずなので、単位が足りた時点で受講登録を解除するという感じで、これから履修登録をしていきたいと考えています。4年生なので、さすがにここで足りなくなるという事態を避けるためにね。
別件ですが、成績受け取りの前の履修ガイダンスで、教育後援会の表彰がありました。「成績通知表を受け取りに行ってきました」の記事にもあるように、去年は自分も実験レポートの優秀賞として表彰され、今年も応募はしてみたのですが、残念ながら今年は表彰されませんでした。
予想以上にエピソードが長くなり、一種のポエムのような記事になってしまいましたが、これにて、今回の成績受け取りの記事をお開きにしたいと思います。