ブログを書く意義について
久しぶりにブログを更新する。前職で業務として書いた記事を除けば 2022 年 3 月末以来なので 2 年半ぶりの更新となる。
学生のころは、それこそツイ廃(今はこれも死語になっているのかな)のごとく Twitter(現 X)やその他 SNS に入り浸って積極的に発信していたけど、社会人になってからめっきりとインターネット上のコミュニティから姿を消してしまった。特にここ数年はリモートワークが推進したこともあってリアルでもネットでも人との関わりがなくなってしまった。
じゃあ一切アウトプットしていないのかというと、実はそうではない。GitHub で日記を書くようになったので日々感じていることとか思ったことは日記に記録するようになっていた。Twitter などと違ってこちらは文字数制限を気にしたりする必要がないしリアルタイムで誰かに見られることもないので自分の感情や思考をよりクリアに表現しやすいなと感じるようになり専らここにアウトプットするようになった。
将来的には GitHub で書いているこの日記もかつて自分のサーバでホスティングしていた日記サイトのように公開したいと考えているのだが、リアルタイムで日記を晒すのは思考の妨げになるので現状では完全にプライベートになっている。だから昔からネットで関わりの深かった知人や友人からするとネットから消えた存在だと思われているだろう。事実、大学からの知人とは SNS をしなくなってからほとんど交流しなくなってしまった。
しかしやはり良くも悪くも人間は社会的な生き物であり人との関わりが全くなくなると生活に退屈さが生まれて無味乾燥とした人生になってしまう。それに閉じた空間(というかほぼ一人の空間)に閉じこもって活動を続けていてもそこには誰もいなく新しいことは何も生まれない。たとえ自分が有名人ではなかったとしても外に発信することによって少数の誰かの目に止まりそれが交流のきっかけになったりするものである。そういった可能性が一切生まれないアウトプットをしていてもやはりどこかに虚しさを感じるようになった。
繰り返すが今書いている日記もいずれは公開したいと考えている。しかしリアルタイムでは公開することはできない。そのため、自分の感情や思考をリアルタイムで、かつ日記のような書き殴りではなく人に見せるものとしてある程度まとまった形で発信する媒体がまたほしいなと感じるようになり、今回ブログを再開することにした。再開といっても定期的に更新すると決めたわけではないからまた途切れてしまうことは十分あり得るのだが。
ブログを更新しようと思ったきっかけはそれだけではない。日記だとそのときどきに思ったことを無秩序にただ記録するだけなのでどうしてもフロー情報になりやすい。だからここ最近で思った強い気持ちや体系的に一つの読み物としてまとめておきたいと思ったときにはやはりブログのほうが適しているのではないかなと思ったのも一つの理由だ。特に最近でいえば、今年の 7 月末にシドニーに移動し現在も在住しているのだが、想像していたものとは全く違った体験になったのでこの気持ちを忘れないうちにまとめておきたいという気持ちになったことが大きい。これに関してはまた別記事でまとめようと思っている。
あまり長く書いても仕方ないしダラダラ書くと結局なにが言いたいのかわからなくなってくるからとりあえず今回はこれくらいにする。久しぶりだからといってあまりはりきっても続かないだろうし。あくまで思考を吐き出すというのを目的に、文章の体裁とかは気にせず適当に続けていければいいかなあと思っている。
あ、あとせっかく再開するからには広告つけて多少なりとも収益が見込めればモチベーションになるかなあと思っているんだけど Google AdSense の審査って年々厳しくなっている印象だし、実はだいぶ前にチャレンジしたときには何度試しても審査が通過しなかったんだよな。だからまああまり期待はしていないけどつけれるならつけたいといった軽い気持ちで考えている。