物件選びメモ
ポイント
- 可能であれば物件の周辺を Google Maps のストリートビューで見る
- 近くに大通りや線路があればそれだけで選択肢からは外れやすい
- わざわざ見に行く手間が省ける
- ただし確認できないこともよくある
- 該当物件周辺のストリートビューの更新日が古い
- まだその建物が建っておらず、本当にそこなのかわからない可能性がある
- 該当物件の正確な住所がわからない
- 番地までは掲載されていないことがまあまあある
- 該当物件周辺のストリートビューの更新日が古い
- 近くに大通りや線路があればそれだけで選択肢からは外れやすい
- 近隣住民の移動が少なそうな物件を選ぶ
- 近隣住民に関しては不確定要素が多いが、近隣住民の移動の頻度が低そうなら安定して住める可能性はある
- 具体例
- 近くに集合住宅がない
- 集合住宅は移動の頻度がとても高い → うるさい人または喫煙者が入ってくる可能性がある
- 近くに賃貸物件がない
- 戸建であっても、賃貸物件だとやはり移動の可能性がある
- たとえば、A 棟、B 棟、C 棟のような物件の場合は隣の棟の入れ替わりが発生しやすい
- しかもこのタイプは完全分離である (テラスハウスではない) としてもタバコの匂いはダイレクトに来る可能性が非常に高い
- その点、近隣の家が持ち家で、その家主が非喫煙者であればタバコの匂いに悩まされる可能性はかなり低くなる
- 近くに集合住宅がない
- 家と家の間隔が離れていると良い
- 隣の家との距離が離れているほど、騒音・タバコに対する安心度は高い
- 騒音に関しては単純に離れているほうが音がしにくいし、タバコに関しても離れているほうが匂いが到達しにくい
- ただし都会にいけば行くほど密集度は高くなる
- 23 区は絶望的に密集している
- 八王子や 23 区に近いエリアは 23 区ほどではないが、それほど離れているわけでもない
- 騒音はタバコの匂いを避けるという観点では期待できないかも
- 23 区からもっと離れると密集度はかなり低くなるが、利便性も下がる
- 結局、完璧な理想的な物件は選べない
- 主に近隣住民に関しては不確定要素が多すぎる
- 近隣住民がうるさいかどうかはわからない
- 近隣住民がタバコを吸うかもわからない
- 住みはじめの時点で良くても引っ越し等で近隣住民が変わる可能性もある
- 主に近隣住民に関しては不確定要素が多すぎる
- 電話に応答できるようにしておいたほうが良い
- 良い物件はスピード勝負なので、電話をすぐに受け取れるかどうかで決まる可能性もある
- 普段は電話にすぐ出られなくても、引っ越し決めの期間だけはできる限り電話に出られるようにしておくと良い
心構え
- 不動産とのやり取りでは心を鬼にすべし
- 奥手になって気になっていることを聞けないのは損や後悔を生む
- 罪悪感を抱いたとしても貫く
- ここの不動産の人にいろいろ調べてもらったのに別の不動産で契約するなんて、とか考えていたら良い物件は選べない
確認事項
- 心理的瑕疵物件 (事故物件) ではないこと
- 向こうからの申告は直前に事故があったかどうかのみだが、こちらから訊く場合はその限りではない
- こちらから訊いた際に、不動産会社は嘘をつくことができない
- チェックリスト
- 心理的瑕疵物件に住むのは抵抗があること、また、その物件が心理的瑕疵物件であることを事前に知っている場合は契約しないことを伝える
- その建物の建設完了から現在に至るまでの間に 1 度も他殺・自殺等の事故がなかったかどうかを確認する
- これらの会話内容をスマートフォンで録音する
- 光回線が引けるかどうか
- 100 % 引けるかどうかは回線工事の担当業者がチェックしないとわからないことではあるが、だいたいは不動産会社に訊けばわかる
- 確認する内容
- その物件の近くの電線から光回線を引っ張ってこれるかどうか
- エアコンのダクトまたは電話線の裏配線から光回線を通せるかどうか
- もし上記が無理だった場合、光回線を通す用の小さい穴を壁に開けることができるかどうか
- 内見時の設備は備え付けかどうか
- これを確認しておかないと、あるものだと思って入居してからなくて買わないといけない可能性があるため
- 確認するもの
- シーリングライト
- エアコン
- 洗濯機が入るかどうか?
- 内見してみないとわからない
- 一応、不動産勤務歴が長い人が見れば間取りである程度わかることもあるらしいが、素人だとわからない
- 内見の前に不動産の人に訊いてみるのはアリ
- 洗濯機置場に置けることも重要だが、玄関またはリビングの窓から入れられるかどうかも重要
- 玄関やリビングの窓の間隔が狭すぎて洗濯機を家の中に入れられない可能性がなくもない
- これに関しては、内見まではしなくても良いが、実際にその物件まで行って確認する必要はある
- ストリートビューだと情報が更新されていなくて周囲 (玄関と隣の家の間隔やリビングの窓の周辺) がわからない可能性がある
- 日当たりが良いかどうか?
- これも内見してみないとわからない
- 近隣住民がタバコを吸うかどうか (可能であれば)
- これは訊けない (訊いてもわからない) 可能性が高いが、ダメ元で訊いてみても損はない
- 吸わないことがわかればラッキー
- 近隣の環境がうるさくないかどうか
- 内見に行ったときの曜日・時間帯だけでは、その近隣が本当に静かかどうかはわからない
- しばらく住んでみないとわからない
- しかし、不動産の人はそこらへんの勘や経験があるはずなので、訊いて見ればある程度は静かかどうかがわかるかもしれない
- 線路が近くにない
- 物件に隣接する道路が以下の性質を持つため、車の音はうるさくない
- 狭い
- 大通りにつながっていない
- その道路を通らないと行けない場所があるわけではない (通常は別のほうの道路を使う可能性が高い)
- 公園や広場が近くにない
- 近隣に子供が住んでいない (学校が近くにない)
- など
- 更新費・更新日・更新間隔
- 更新費がかかる場合または高額の場合で、引っ越ししたいと考えているなら、その更新費が発生する前に退去したいため
- 退去前予告期間
- 通常は 1 ヶ月前らしいが、2 ヶ月前の物件もある
- 自分が今住んでいるところがそう
- 2 ヶ月前に予告しないといけないとなると、家賃が 2 重支払いになる期間が高確率で発生する
- 引越し先を決める前に退去申込をして、実際の退去日までに決めれば家賃の無駄はない
- しかし、絶対に決めなければならない (住所不定になってしまう) ので妥協しがちになり不満のある物件を選ぶことになりかねない
- 通常は 1 ヶ月前らしいが、2 ヶ月前の物件もある
- 引っ越しを始める際は充分な貯金があることを確認する
- 引っ越しはとてもお金がかかる
- 初期費用
- 敷金・礼金がそれぞれ 1 ヶ月の場合は、初期費用 (引越し先家賃 × 5) が相場
- 敷金や礼金が 2 ヶ月、3 ヶ月となるならその分追加で増えていく
- たとえば敷金 1 ヶ月、礼金 2 ヶ月なら引越し先家賃 × 6 になる
- 入居日が月の途中だった場合はその分プラスされることも
- たとえば 12 月中旬が入居日だった場合は 5.5 倍になる
- 引越し料金
- 引越し前の家賃
- 退去日までは家賃が発生するのでそれも考慮しなければならない
- 退去前予告期間が 2 ヶ月であるならなおさら
- 初期費用
- 100 万円くらい貯金があればとりあえず大丈夫そう
- 50 万円だと家賃によっては足りない
- 家賃 10 万円の場合は初期費用はギリギリ払えても、支払い後の生活費や引っ越し代金が払えない可能性がある
- 50 万円だと家賃によっては足りない
- 引っ越しはとてもお金がかかる
引越し先の契約後にやること
- 各種契約の切り替え
- 電気
- 即日開通が可能なので急がなくても大丈夫
- ガス
- 立ち会いが必要なので、最低でも開通させたい日の 1 週間前 には通知する必要あり
- 水道
- 即日開通が可能なので急がなくても大丈夫
- 火災保険
- 期間はよくわからないが、引越し前の住居の火災保険を解約する必要あり
- インターネット
- 最低でも開通させたい日の 1 ヶ月前 には通知する必要あり
- 電気
- 引っ越し業者
- 繁忙期 (年末、年明け) はなかなか予約が取れないらしいので充分な余裕を持って予約すること
- 契約が決まったらすぐに予約しても良いかも
- 引越し前の住居の立ち会い日より前には絶対に荷物を運び込まないといけない点に注意
- 住民票の移動
- 引越し前の市区町村に行かなければいけないので引越し日より前に対応
- 郵便物の転送
- 会社に住所変更を連絡
- 各種サービスでの住所変更
- Amazon や Uber Eats など