また緊急速報に邪魔された
今日、9 時 36 分ごろに震度 5 弱の地震が観測されたという緊急地震速報が届いた。
これは iOS の緊急速報システムではなく、Yahoo! 防災速報アプリの緊急通知だ。Yahoo! 防災速報が通知する緊急速報のような通知は「重要な通知」として扱うことができ、この設定をオンにした場合、おやすみモードでも通知が来るようになる。
Apple Watch を身に着けていたので iPhone ではサウンドは流れず、代わりに Apple Watch で緊急速報用のバイブレーションとサウンドが流れた。
サウンドは iOS の緊急速報システムのクソうるさい音ではなく、「ピーン」というシンプルな音だ。サウンドに関してはそんなにびっくりすることはないのだが、Apple Watch のバイブレーションは心臓の鼓動を模したような感覚で結構びっくりする。腕の感覚だけでここまで危機感を与えられるバイブレーションはすごいと思う。たぶんなんか研究してそういうバイブレーションにしたんだと思う (予想)。
まあそれを感心していられるのは本当に大きな地震が来たときの話で、今回も 結局大きな地震ではなかった。調べてみると、どうやら今回の場合は誤報ではなく 2 つの小さな地震が短い間隔で起こったことによる誤検知らしい。
だとしても、またしても邪魔な通知で起こされてしまった。今回はその 10 分前 (9 時 20 分台) にすでに目は覚めていたのでまだ良いのだが、それでもまだ完全に目が覚めていたわけではなく、頭はぼんやりしていてなかなか布団から出られない状態だった。
でもこの緊急速報のせいで飛び起きてしまった。びっくりするから心拍数も上がるし本当に気分が悪くなる。
繰り返すが、これが本当に大きな地震だったら別に鬱陶しいと思うことはないんだろうけど、今回もそうではなかったから本当に鬱陶しいと感じる。たぶん自分が生きている間に受け取る緊急速報は、本当の緊急速報よりも誤報や誤検知のほうが多いんだろうなと思う。
そう考えると、人生において命を救われるよりも邪魔される回数のほうが多くなる。人生で命を救われるよりむしろ邪魔されるくらいならならいっそ、緊急速報なんてオフにしてしまったほうが良いんじゃないかとも思う。本当の緊急時に緊急速報がならずに逃げ遅れて死ぬ運命だったなら、そのときはそのときだと思う。それでも幾度となく起こる「邪魔な」緊急速報に邪魔されずに人生を過ごして死んだほうが幸せなんじゃないかと。
…… まあそこまではさすがに考えすぎかもしれないが、それくらいにこういうので邪魔されるのは大嫌いだ。誤検知だからしょうがないとか知ったことじゃない。次回もまた誤報や誤検知だったら、iOS の緊急速報システムのみならず、Yahoo! 防災速報までも通知をオフにしてしまうかもしれないなと思った。
あらためて見ると便利ではある
今回も「邪魔」な緊急速報だっただけに不快感はあったが、あらためて Yahoo! 防災速報を見てみるとなかなか優秀なアプリだなと感じた1。
というのも、このアプリはいくつかある防災情報のそれぞれに対して細かく通知の設定をできるからだ。
たとえば、地震や津波の通知はオンにするけど、土砂災害や熱中症情報の通知はオフにする、といったことができる。土砂災害や熱中症情報はまだしも、火山情報などは東京に住んでいる上では不要なのでオフにしたいだろう。
さらに、先ほど説明した「重要な通知」も細かく設定できる。たとえば避難情報の通知はオンにするけど「重要な通知」にはしない、だけど緊急地震速報については「重要な通知」にする、といったように。
上のスクリーンショットは過去に自分が設定したもの (今回の件でも変更はしていない) だが、避難情報と地震情報 (≠ 緊急地震速報) と国民保護情報と異状感知情報は通常の通知をオンにして、緊急地震速報 (震度 5 弱以上) と津波予報に関しては重要な通知をオンにしている。それ以外はすべてオフにしている。
こうすると、自分の住んでいる地域 (または現在地) で震度 5 弱以上または津波予報があった場合にだけ重要な通知が来るようになる。自分にとっては正直これだけで充分なので、こうやって細かく通知を設定できるのが非常に優秀だなと改めて感じた。
iOS の緊急速報システムの場合、オンにするかオフにするかしか設定できない。だから、以前のように 千葉で震度 4 という大したことないものでも通知されるし、しかもせっかくよく眠れているときでもお構いなしに大音量でアラートを鳴らしてくる。本当に迷惑だ。
今後も iOS の緊急速報は使うつもりはないし、災害情報は Yahoo! 防災速報だけで充分だと思っている。ただし今回みたいなお騒がせな通知が何度も来ることを考えると、「重要な通知」に関してはオフにしてしまうかもしれない。それでもふつうの通知としてオンにすることもできる (リアルタイムではわからないけどロック画面を見れば通知が来ている状態) ので、その点はやはり便利だと感じた。
Picsew がスクロールバーを消せるようになったらしい
さっきの Yahoo! 防災速報の設定ページみたいな、長いスクリーンショットを撮るときには Picsew を使っている。スクリーンショットを何枚も撮ってそれを重ね合わせることができるアプリだ。
この長いスクリーンショットを撮るときに気をつけていることは、スクロールバーが入らないようにすることだ。
スクロールした直後にスクリーンショットを撮ると画面右側にスクロールバーが残ってしまい、合成したときにもスクロールバーが残ってしまう。別に気にしなければ良いんだが、自分は気になってしまう。
実は久しぶりに Picsew を使ったのだが、スクロールバーを自動で消してくれる機能が実装されたらしい。
まだ使っていないが、これは便利だなと感じた。
YouTube のおすすめを消す神拡張機能を見つけた
少し前から YouTube を制限するようになって、かなり生活が改善された。一応、iPhone で 5 分間だけ YouTube アプリを開けるようはなっているが、もはや動画は全く見なくなった。今まで中毒のように一日中ずっと見ていたりしたのは何だったんだろうというくらいだ。
それでも、YouTube を使いたいときはもちろんある。まあ別に完全に制限しているわけじゃないから見ても良いんだけど、おすすめは見たくないってときがある。YouTube っておすすめ (リコメンデーション) が怖いくらいに優秀すぎて、それでやめられなくなってしまう。
まさに今 (15 時) がそれで、昨晩はあまり眠れていなくて頭がぼんやりするから、Mac の Google Chrome で YouTube 開いてヒーリング系 BGM (環境音) をプレイリストに登録して、iPhone で YouTube Music 開いて聴きながら少しだけ休憩しようと思ったのだが、YouTube で検索するためにトップページを開くとうっかりおすすめに気を取られてしまう可能性があると思った。
特に Mac (Google Chrome) では YouTube は制限していない (これで動画を見ることはほとんどないから) ので、おすすめは見たくない。見ると気になっちゃうから。だから YouTube にはアクセスできるようにしたいけど、おすすめは表示しないようにできないかなと思って調べたら素晴らしい拡張機能が見つかった。
Remove YouTube Recommended Videos, Comments
youtube no recommend extension みたいな適当なワードで検索したらすぐ見つかった。
これを入れたらおすすめが一切表示されなくなった。でも動画を検索するとその検索結果の動画は表示される。素晴らしい。これを求めていた。
これなら YouTube の誘惑に打ち勝ちつつも YouTube を利用することができる。
まあ本来なら Mac (Google Chrome) でも YouTube を制限すべきなんだろうけど、Mac で見ることはほとんどないし、逆に制限するとこういうときにめんどくさかったり、サイトに埋め込まれているものまで見られなかったりするのも不便なんだよね (別にそういうのは誘惑にはならないし)。
でもおすすめを見てしまうとやっぱり気になってしまうからそこだけ制限したかった。だからこの “Remove YouTube Recommended Videos, Comments” はまさに求めていたものだった。
YouTube Music では再生できなかった
しかし残念なことに、環境音は音楽ではないので再生できなかった。YouTube Music では「曲」として認識されていない動画は再生できないようだ。まあふつうの動画まで YouTube Music で再生できてしまったら意味がないので良いのだが、ただ音を聴きたいだけの動画 (曲) でも YouTube Music で「曲」として認識されていないと再生できないのは不便だなと思った。
んー、どうしようかな。
YouTube Music で「環境音」で検索すると出てくるには出てくるのだが、やはり YouTube と比べると圧倒的に数が少ない。それに環境音は最低でも 1 時間くらいの長いものを再生したいのだが、そういったものはほとんどなくほとんどが長くても 10 分程度のものだ。
まあ環境音を聴くのはちょっと休憩するくらいのときだけだと考えるとそれでも良いのかもしれない。ちなみに今日は 10 分くらいの環境音を 1 曲ループ再生で繰り返し再生して聴いていた。
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緊急速報を発令しているのは国や公共機関で、Yahoo! 防災速報はそのデータを基に通知を鳴らすから、今回の誤検知に関しては Yahoo! 防災速報のせいではない、と思う。 ↩