ボーズ・ダイレクトストアに行ってきた
昨日に引き続き秋葉原に行き、ボーズ・ダイレクトストアで BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS を見に行ってきた。
昨日、ヨドバシで試着させてもらい、今回も試着させてもらったのだが、やはり感想としてはあまりノイズがカットされているという感じではなかった。
今回の目的は試着することではなく、昨日わからなかったことを質問することだ。1 つめの質問が、ノイズマスキングって結局何なのか、2 つめの質問が開封後の返品を受け付けているのかということだ。
まず 1 つめの質問についてだが、BOSE の店員さんの話では、耳にカーテンのようなものを何層にも重ねて周りの音を和らげてくれる、という表現をしていた。正直この表現ではノイズマスキングが何か全くわからないので、もう少し詳しく聞いてみると、ヒーリング音 (BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS から流せる環境音) を流すことによって周囲の音が遠くから聞こえてくる、つまり小さく聞こえるようにしてくれるものだ、と説明された。
しかし、それでもまだピンと来なかった。というのも、それならふつうのイヤホンで同じヒーリング音を同じ音量で流すのと違いがないからだ。ふつうのイヤホンと BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS で同じヒーリング音を流したときに、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS が謳っているノイズマスキングはどのような作用があるのか、について問うてみても、はっきりとした回答は得られなかった。
なので少し質問の仕方を変えてみた。ノイズキャンセリングは、外部の雑音を拾って、それと逆の位相の周波数で打ち消す、という技術的な役割があるが、それに対してノイズマスキングは技術的にどのような役割があるのか、と聞いてみたら、それも結局、曖昧な回答で、また先のように耳にカーテンのようなものを何層も重ねて音が遮断されたような感じになる、という説明になってしまった。
結局のところ、ノイズマスキングは、おそらく技術的には何もしていない。ただの名前だけのようだ。遮音性があるというのはヒーリング音を流しているからだが、それは何も BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS に限った話ではなく、ふつうにイヤホンで音を流しても周囲の音が聞こえづらくなるのは当たり前である。それは BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS の特徴とは言えない。
じゃあふつうのイヤホンをつけて寝た場合と BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS をつけて寝た場合では何が違うのかについて聞いてみると、ふつうのイヤホンだと横になったときにイヤホンが耳に当たって邪魔になるが、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS ではそういったことがないという回答だった。結局、付け心地の面しか良さが伝わってこなかった。
店員さんが、いびきの音声が再生されたヘッドフォンを用意してくれて、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS をつけた上からそのヘッドフォンをつけて、いびきがどれくらい軽減されている (気にならなくなっている) かを試させてもらった。自分が感じた正直なことを言うと、あまり軽減はされていなかった。もしこれくらいのいびきをする人が隣りにいたら、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS をしていてもおそらく気になって眠れないだろう。
しかし、実際に同じ環境 (同じ音声、同じ音量) で他の人が試したところ、こんなにも音が軽減されているんだ、と言って買っていった人もいるという話を聞いた。そういう人もいる中で、自分はふつうにいびきの音が軽減されずに聞こえてしまうというのは、自分が音に敏感なのかもしれない、ということを言われた。たしかにそれは自分でも自覚がある。毎日耳栓をつけて寝ているくらいだから、音にはきっと敏感なのだろう。
なので、音に敏感な人には BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS はもしかしたら合わないかもしれないと店員さんに言われた。BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS をつけたときにどれくらい音が軽減されたと感じるかはやはりかなり個人差があるらしく、自分は残念ながらあまり軽減されないと感じてしまったので効果は薄そうだ。
店員さんが実際に寝るときに BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS を試してみた感じだと、周囲の雑音が遠くから聞こえてくるように感じて、さらにヒーリング音によって思考が眠りに入ってとても眠りやすかった、と言っていた。しかし自分が試した感じだと雑音が遠くから聞こえるという感じも正直しなかった。
結論を言うと、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS は遮音性、付け心地、という 2 つの側面から睡眠の質を保つサポートをするものだと謳われているが、遮音性に関しては自分みたいにあまり効果を感じられない人もいるということだ。逆にここまで音が軽減されるのか、と感動している人もいるとのことだから、これは完全に個人差だろう。なので、自分の場合は、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS をつけるメリットとしては付け心地が良く、なおかつヒーリング音でリラックス効果を得られるというくらいしかない。
音の軽減を実感している人がいるという事実があるものの、やはり遮音性という意味では、BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS はあまり性能は良くないと言った感じで、敢えてある程度の周囲の音は聞こえるようにはなっているようだ。そうしないと、緊急時に対応できない (たとえば地震が起きたとか火事が起きたとか泥棒が侵入したとか) と言っていた。個人的にはそれでも遮音性を重要視して欲しかったという気持ちなので、ここに関しては遮音性があまり感じられなくて残念だったなと思った。
今日、試着したり店員さんの話を聞いて、ますます BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS の魅力が薄れてしまったと感じた。とは言え、試着したのは店頭で、もしかしたら家で寝るときに実際に使ってみたら最高の睡眠環境が得られるかもしれない。なので、ここでようやく 2 つめの質問である、開封後の返品が可能かどうかについて聞いてみた。
これに関してはボーズ・ダイレクトストアではなく、BOSE の問い合わせ窓口に電話をして確認してみてくださいと言われた。なので明日、そこに電話して確認してみようと思う。それでもし、開封後でも返品できるということであれば、まずは試しに買ってみて家で実際に使ってみようかなと思った。今のところ期待値はかなり低いが、返品ができるならとりあえず試してみる価値はあるだろう。
そんなわけで、正直、期待していた回答はほとんど得られず、残念だったなあという感想だ。
TSUKUMO eX
ボーズ・ダイレクトストアの閉店が 21 時で、ちょうどそれくらいの時刻にストアを後にした。これで今日の目的は達成できたので帰ろうと思ったが、ふと気になり、TSUKUMO eX の閉店時刻を調べてみると 22 時となっていたので、ついでだからということで TSUKUMO eX に行ってキーボードを見ていくことにした。
秋葉原にあるキーボードを販売しているお店としては、ヨドバシ、ソフマップ、TSUKUMO eX、ビックカメラなどがある。ヨドバシは昨日行って、ソフマップとビックカメラは閉店してしまっていたので、TSUKUMO eX に行くことにした。ソフマップとビックカメラに関しては休日にでも時間があれば行ってこようかなと思っている。
さて、TSUKUMO eX のキーボードコーナーに行ったのだが、時刻が時刻だからか、人が全くいなかった。店員さんすら見当たらなかったので、本当に誰もいない環境だった。
キーボードの種類としてはヨドバシとあまり変わらないという印象だった。ゲーミングキーボードが数多くあった。自分の目的のキーボードはテキスト入力系の用途で使われるものだが、そうなってくると昨日と同じく有名どころの HHKB、REALFORCE、Majestouch などが数多く並んでいた。
わかっていたことではあるが、数十分試した感じだと、やっぱり全然わからなかった。感想としては本当にそれくらいしかなかった。
個人的には REALFORCE がすごく気になっているのだが、REALFORCE は Bluetooth 版がない。Bluetooth 版があれば間違いなく買っているのだが、なぜ Bluetooth 版を用意してくれないのだろうか…。
そういえば HHKB 用のパームレストそろそろ買わないとな。毎回こうやってテキストを入力しているときに肩が疲れてくるので。
睡眠記録
| 就寝 | 起床 | |:—:|:—:| | > 03:00 | 10:30 |
スモールゴール
| 目標 | 達成状況 | |:—:|:—:| | 毎日本を 10 ページは読む | ✓ | | 「腕立て伏せ 10 回、腹筋 15 回、スクワット 20 回」を毎日やる | ✓ |