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第 51 回衆議院議員選挙(衆院選 2026)に投票してきた

2026 年 2 月 8 日に実施された衆院選の投票先とその背景についてまとめる。

第 51 回衆議院議員選挙(衆院選 2026)に投票してきた

はじめに

表題のとおり、衆院選に参加してきた。前回、参院選 2025 に参加したのが、初めての投票であるから、今回は 2 回目となる。衆院選ということで言えば、今回が初めてとなる。せっかくなので今回も自分の記録として残しておこうかと思いこの記事を執筆している。なお、現在この記事を執筆しているのは、自分が投票に行って帰宅したあと(投票時間中)だが、これを公開するのは投票終了後である。前回の参院選の記録は以下に記録した。

第 27 回参議院議員通常選挙(参院選 2025)に投票してきた

前回は選挙前日から当日にかけて一睡もせず、選挙直前まで YouTube で情報収集してから投票に臨んだが、今回は普通に寝て 12:30 〜 13:00 の間くらいに投票に行ってきた。前回も別に徹夜でしっかり情報収集しようと思っていたわけではなく、単純に寝るタイミングを失っただけなのだが、今は前回と違って普通に平日日中は仕事をしているので、生活リズムを崩せないというのもある。

今回も軽く YouTube などで情報を拾っていたが、前回ほどしっかりとは調べていない。本気で調べたとしても、一人一票なのでそこまで大きな影響を与えられるわけでもないし、念入りに情報を集めたところで、公約も守らない政治家ばかりなのでどこに入れたとしても 100% 絶対に満足できる結果にはならない。それでも組織票を弱める、自分の意志を表明するという意味で投票自体は行ったほうがいいと個人的には感じた(投票に行かないことで誰も支持しないという意見を表明するという考え方もあるから、全員が絶対に行くべきだとは思っていないが)ので、行くことにした。

あと、選挙ってスポーツ観戦に似ているなと思っていて、自分の応援するチーム(政党)がどれくらい試合(選挙)に勝って、その後どのような活動をするかを観戦(監視)するものに似ていると感じる。そして特に今回の選挙は、高市元首相が、私が総理大臣にふさわしいかどうかを国民に問う、ある意味で大統領選のような側面があり、また、中道改革連合なる新政党1(紛らわしいが、立憲民主党と公明党が解党したわけではないらしい)も誕生し、本当にどうなるか予測がつかないので、結果がちょっと楽しみでもある。そういうエンタメ的な意味でも今回の選挙は参加するのがいいかなと思った。絶対的な正解はないし一票は一票だから、これで国のすべてが決まるなんて変に気負うことはせず、スポーツ観戦的なエンタメで参加するのも個人的にはありかなと思っている。まあ、スポーツ観戦したことないんだけどね。

投票先

さて、いつものとおり前置きが長くなってしまったが、投票先を記録として残しておく。繰り返すが、これは投票終了後にネット上に公開している。

 候補者氏名政党名
小選挙区(東京 4 区)しまえつこ参政党
比例代表チームみらい

小選挙区選挙

まず小選挙区だが、自分の選挙区は東京 4 区(大田区)だった。東京 4 区の候補者は以下の通り:

候補者氏名候補者氏名(かな)候補者届出政党
井戸まさえいどまさえ国民民主党
しまえつこしまえつこ参政党
平将明たいらまさあき自由民主党
谷川智行たにがわともゆき日本共産党
_[衆議院議員選挙小選挙区 東京都第4区](https://r8shugiinsen.metro.tokyo.lg.jp/constituency/candidate04.html)_

ぶっちゃけ小選挙区に関しては、消去法で選んだ。いや、消去法ですらないかも。妥協で選んだかもしれない。正直、投票したいと思える候補者がいなかった。まず、この中ではっきりと認知しているのは平将明しかおらず、この人間は左派だった気がする。良い印象は持っていない。それに自民党だからそこに貢献したくもないので一番ありえないなと思って真っ先に外した。

たしかに高市さんはある程度は支持できるけど、この人間自体はまったく支持しないし、それに党としては投票するつもりがない。自民党って左から右まで幅が広すぎるし、今回、高市さんが総理継続(今回の選挙で過半数を超えなければ総理を辞めると本人が言っている。まあ制度上のルールではないから過半数を超えなくても辞めない可能性はあるが)するとしたら保守路線が継続することにはなると思うが、その後、リベラルな勢力に代替わりしてしまう可能性は十分にありえるし、なんなら高市さんだって完全に自分の思い通りにすることはできないだろうから、ある程度リベラルにも阿る必要があると思う。

それに、高市さんは、ある程度は 支持するし、高市さんが総理を続投するのが現実的で自分もそれがいいと思っているが、じゃあ高市さんを支持するために、同じ自民党だけど支持しない候補者に入れるのは考えられない。そういう意味でも党自体(自民党)は支持できないし、平将明本人への投票はもってのほかだし、自民党はどうせ自分が入れなくても多くの人が投票するだろうから、あんまり自分が投票したいとは思えない。逆張りしたいわけではないが、自分の考えに近い少数党に入れないと意味がないというか面白くないよなと思うので、いろいろな観点から、これは真っ先に選択肢から除外された。

で、共産党に関しては後述しようと思っているが、やはり共産党(の候補者)に投票するのはなしかなと思いこれも除外した。しかも知らない人間だし。

残るは国民民主の候補者と参政党の候補者だが、井戸まさえという人物は、かろうじて街のポスターで見たことがあるような気がする程度で、どんな人間か、どういう思想の持ち主かについてはまったく知らない。しまえつこに関しては名前すら知らない。もうこうなってくると、候補者を支持するとかのレベルでは投票できなくて、その候補者の所属する政党で選ぶしかなくなる。

じゃあ国民民主と参政党どっちなんだってなったときに、国民民主は一時期ものすごく人気を集めたのは記憶に新しいが、最近は失速しているように思う(票の減少ではなく、振る舞いによる人気の下落をなんとなく感じる)。それに、手取りを増やすと言っているが、現状まだ実感はない上に、それはどの政党も似たようなことを言っている(まあ最初に言い出した、そして前からずっと言い続けているし選挙前に関わらず掲げているから、他がパクっているだけなんだっていう意見もあるだろうが)し、党代表の玉木さんが、最近ちょっとどっちつかずな曖昧な態度を取っていてあまり応援できる感じではなくなってきたので、そうなるともう参政党くらいしかないかなあとなり、名前も知らないしまえつこという人に投票することにした。本当にかなり消極的な選び方になってしまったが、小選挙区の場合は投票先がごく限られているし、まあ仕方ないな。

候補者個人ではなく政党で見たときに、もうちょっと積極的な理由を付け足すとするなら、参政党はこの中では唯一保守路線を明確に示しているので、政治的イデオロギーとしてはマッチしている。だからこの 4 つの党の中でいうなら、参政党かなという結論に至った。まあ消極的であることに変わりはないが。

完全に余談なんだけど、なんで政治家って政治家としての名前をひらがなで書きがちなんだろうね。まさか政治家になる人間に限って本名が本当にひらがなばかりの人間だとか、そんなわけはあるまいし。親近感? ある国とは一線を画すアピール? いや、どっちもピンとこないな。

比例代表選挙

こちらはすべての政党の中から、(候補者ではなく)政党名を選ぶ方式なので、もう少し積極的な理由で選んだ。先述したとおり、今回はチームみらいに投票した。

前回の参院選では日本保守党に投票した。これは先に参政党の話で述べたとおり、政治的なイデオロギーがマッチする政党だったからという理由だった。また党内の北村晴男氏(北村弁護士)ならクソだらけの政治家の中でも、比較的まともな思想を持っているかなと思ったので個人名で投票した。

前回から今回までの間で、別に保守党や北村弁護士を支持したくなくなったわけではない2。だけどそれよりも今回はチームみらいを応援したいなと思ったのでそちらに投票した。

実を言うと前回の参院選のときはチームみらいの存在を知らなかった。正確に言うと、存在自体は聞いたことがあったような気がするが、どんな政党なのかはまったく認知していなかった。だから選択肢にも入っていなかった。しかしその後、チームみらいの存在を知り、党首の安野さん3の話を YouTube で聞いたりして、かなりまともなことを言っているなと思った(まあどの政治家もメディアに出るときは猫を被るのでそれだけでは全然信用はできないのだが)し、安野さんもエンジニア出身ということもあり、デジタルや AI を推進するという観点において、考え方が似ていると思った。

また、今回の選挙では、どの政党も消費税とか減税を掲げているが、チームみらいでは消費税ではなく保険料の見直しについて言及しており(たしか維新の会も言及していた気はする)この点に関しても共感できると感じた。そう、保険料。ありえん高い。最近まで知らなかったが、フリーランス(国民健康保険)は正社員(社会保険)とは違って保険料を会社と折半しないので、満額自分で払わないといけないから高くなるらしい(それを回避するために「国保逃れ」という抜け道があるらしく、政治家がそれをやると批判の対象となるらしい(維新の会の人間がやっていて批判されたとかなんとか)が)し、そうじゃなくても単純に高い。ほぼ病院なんか行かないのに、保険料ばかりがありえないほど高いので、いくら保険とはいえ納得できない。それに虫歯の治療は保険適用範囲内では満足できない治療法しか提供されていないことがあるから、結局保険適用外で受けるしかなくてマジで保険いらないじゃんって思ったりすることもある。しかも皆保険だから入らないってこともできない(どうしても払いたくないから国外に出るしかない)し、ほぼ老人の負担を負っているだけっていう感覚しかなくて本当に憤怒が極まるばかりである。

それに加え、なんとも言ってもこの政党は左とか右と言った枠にとらわれず、冷静な判断をしていると判断できる。それに、高市さんに総理を続投してほしいと思っているのはあくまでそれが現実的に最もマシな路線であるからで、自民党と中道改革連合の権力争いに加担するつもりは一切ない。そういう意味でも投票先は少数党に入れて、党の勢力構造を分散させたいと思っているので、今回はチームみらいに入れるのが一番堅実だと個人的には感じた。

今でも、政治的なイデオロギーとしては保守寄りであることには変わらない。でも、これもあとで述べようと思っているが、経済的には、資本主義をより強化して、どんどん稼いでいこうという考え方には賛同しない。つまり、資本主義的な思想強めの政党は好きではない。ところが日本の政党って、政治的な保守と資本主義(経済的保守)がセットになっているふしがあり、そこが投票する際に一番悩ましいポイントである。政治的な保守思想は支持するが、経済的な保守思想(資本主義)は支持したくない。でも保守政党にそういったものが、日本には存在しないように思える。

逆もまたしかりである。経済的に資本主義とは反対の方向(社会主義的な方向)の姿勢を取る政党は、同じく政治的にも左の姿勢を取る傾向がある。これはまったく支持できない。政治思想マトリクスというものがあり、現代の政治においては、従来の左派や右派では説明がつかないところがあり、政治的な思想と経済的な思想は分けて捉えるべきだ、という考え方である。

このマトリクスにおいて、各政党がどこに分布するのかは、個々人の捉え方によりだいぶばらつきがある(絶対的な解はない)のだが、個人的には、政治的右派(保守)・経済的左派(アンチ資本主義、社会主義・共産主義とはまた違う)の政党を支持したいのに、そういった政党が日本には存在しないことを憂いている。日本の左派は総じてかの国にすり寄った売国的な姿勢を取るのが許せない。

そういった不満があるなか、チームみらいはそういった枠組みの外に位置する存在(のように見える)で、党の方針や党首の意見にも賛同できる部分が多い、というのがこの政党を選んだ大きな理由である。正直、前回の参院選でも、もしこのことを事前に知っていたなら、保守党ではなくチームみらいを選んでいたかもしれない。ここからどう活躍するのかを期待しつつ、その結果を次の選挙に反映させたいと思う。

共産党(共産主義)について

さて、共産党(共産主義)について、今回少し言及しておきたいと思う。前回の参院選に投票したときは、共産党は選択候補から一番遠い政党であると考えていた。そして今現在においても、政治的思想は相容れないものであるという点においては変わらない。実際、今回も共産党からの候補者が小選挙区において存在していたが、これを選択肢から除外することにおいて、大きな決断は要しなかった。

しかし、それは今現在の個人的な事情も関わっている。どういうことかというと、今年度(2025 年度)の税保(住民税・国保・年金)を全額払い終えたのが、つい先月末(1 月末)のことであり、それまでは本当に金銭的に苦労していたからである。それも、毎月(毎期)指定の期限までに支払っていたというわけではなく、そのほとんどをずっと滞納し続けていた、払えなかったからだ。先月末に支払った税保の総額は 40 万円を超えた。

それまでずっと払えていなかったのは、去年もあまり働いておらず、無収入の時期がしばらく続いていたからだ。さすがにそろそろまずいと思って職を探し、労働を再会し始めてから実際に報酬が振り込まれるまでの間には、かなりのタイムラグがあった(当月の報酬は翌月末ってかなり遠いように感じる)し、その間も生活費はかかるわけで、クレジットカードの引き落としにも間に合わずカードが一時停止したり遅延損害金がかかったりするなどの事態にまで発展した。もちろん税保においても、住民税に関しては滞納金を 3,000 円ほど支払っての完済となった。

クレジットカードに関しては、あまりにも支払いが遅れると、自動的にリボ払いになってしまったりカード解約になってしまったり、最悪の場合、ブラックリスト入りして新しいクレジットカードが契約できなくなったりローンが組めなくなったりする。実を言うと、(去年ではないが)一昨年はまさにその最悪の事態まで進行してしまい、5 枚のクレジットカードが利用停止になってしまった。そのことについて書いたのが以下の記事である。

クレジットカードが 5 枚利用停止になったのでデビットカードを検討してみる

しかもそのうちの 1 枚は、利用停止になっただけではなく、残債がリボ払いのような形になり、実はまだ返済できておらず、毎月ものすごい割合(請求金額に対して 50% までとはいかないがそれに近いくらい)の利息がかかっている。これに関しては次の報酬が入金され次第すぐに返済しようとは思っているが、ともかく生活やメンタルに影響するくらい、お金に困窮している状態がしばらく、そして何度か続いていた。ところで、金で金を巻き上げるこうしたビジネスに嫌悪感を抱き、現在は脱クレジットカード計画の真っ最中なのだが、それはまた別の記事で書くことにする(気が向いたらね)。

もちろんこれは自分が仕事をしなかったツケではあるのだが、この資本主義社会において、労働をする意欲が本当にわかないのである。これに関してもとても強い感情があるので、詳しくは別の記事で書きたいところなのだが、お金という、一次元的(ただの数字)で、究極に雑な労働の対価を表す指標に辟易としている。資本主義では、文字通り、金になることがすべてなので、金にならないことは軽視される。でも、金にならないことには本当に価値がないのかと言えば、それは違うと思っている。逆に言えば、金になることでも、先に挙げた金融業は、金で金を生み出すビジネスで、何も新しいものを生み出していないと思う。

資本主義はその性質上、どうしても金のあるところに金が集まる流れになってしまう。個々人がどう感じるかは職場の雰囲気などに左右されるとは思うが、仕組みだけを俯瞰して見た場合には、資本家が労働者を搾取するという構図自体は、程度の差こそあれ(搾取という言葉の是非についてはともかく)少なからず否定できない事実として存在している。

そしてその資本家が肥えるために、労働者はあくせくと働くという流れがどうしても生まれる。現代の日本に済む我々は、正社員であれば(残業代を除いて)週 40 時間の労働を行うのが一般的である。しかし、生きていくために本当に必要な労働はもっと少ないと言われており、残りの多くは資本家が肥えるために労働をしていると考えられる。

果たして、そこまでしてお金は重要なものなのだろうか? ガンガン稼いで豊かな暮らしがしたい、もっといいものがほしい、と思う人も当然いると思うし、その考えは尊重する。だが、資本主義においては、それこそが美徳というか、それを社会全体で半ば強いられてしまっている節があり、それに対して疑問を抱いている。もしあなたがいま週 40 時間で会社で働いているとして、それが週 3 でもいい(それでも生活できる給料をもらっている場合)となったら、どれだけの人が週 3 労働に切り替えるだろうか。そうしたデータについて知っているわけではないからなんとも言えないが、一定数、週 3 日で労働できるならそうしたいと思う人がいるのではないかと思う。何を隠そう、自分がそうである。

しかし、フリーランスならともかく、正社員だとおそらく多くの企業ではそれは採用されていないと思う。フリーランスでも、業務委託契約という形で企業の業務を請け負う形態だと、週 4 〜 5 日の案件を比べるとやはり圧倒的に数は少ない(自分の知る限り)。

でも、人間の活動、特に個人の活動においては、可処分所得ではなく可処分時間がどれだけ多いかによって独創的かつ斬新なアイデアが生まれると思っており、いかに自由な時間があるかが、現代においては主観的な豊かさをもたらすものだと個人的には考えている。つまり何がいいたいかと言えば、筆者はお金という経済活動に使えるただの数字よりも、時間をはるかに重要視しており、日本の労働基準法が徐々に改善されてきているとはいえ、現在の労働(週 40 時間)は(たとえ残業なしであったとしても)はっきり言って「過労」だと思っている(あくまで個人の見解)。

もちろんこれは個人の見解で、人によっては仕事が楽しいから働けるうちにもっと働きたいと思うかもしれないし、先に述べたとおりその意見も尊重する。しかし、意見の多様性を尊重するなら、逆にこちら側(お金よりも時間を重視)の意見も尊重されるべきだと思うのだが、政治的・社会的にはそれが満足されるようにはなっておらず、それが大きな不満である。その選択肢がない(ゼロではないが圧倒的に少ない)のは問題であると考えている。

そうした考え方が、労働する意欲がわかないといった話とつながっており、それにより直近までお金に本当に困っていてそれがストレスだったこともあり、もういっそのこと共産党にでも票を流そうかとすら考えていた時期もあった。これはあくまでヤケというか自暴自棄であり、繰り返し述べるように共産党・共産主義自体は支持しない。特に政治的なイデオロギーにおいてはまったく共感できない。でもその他の政党がすべて資本主義をより強化する方向へと向かっているから、経済的な価値観だけで見たら、もう共産党くらいしかないとも言える。

だが、すでに税保については支払いを終え、一応、難局は脱したので、今はそうした自暴自棄的な考え方も弱まり、共産党へは(候補者含め)投票することはなかったのだが、それは今だから(選挙がこのタイミングだったから)言えるのであって、もし混迷を極めていた時期に選挙があったら、もうどうにでもなれという気持ちで勢いで共産党に投票していてもおかしくはなかった。それくらい、資本主義には辟易としている。

何度も繰り返しになるが、共産主義・社会主義を支持しているわけではない。でも、資本主義の枠組みの中でもそうした価値観が尊重されてもいいような気がする。先にも述べたとおり、残念ながら日本にはそうした政党はない。共産党などの政党は経済的には左派かもしれないが、それと同時に政治的にも左派なのでイデオロギーが合わない。しかも経済においても、社会主義では国全体がうまくいくとは思えない。政治的思想と経済的思想を分けて考えるという発想が、もう少し広まってほしいものである。

オールドメディアの衰退と本来あるべき民意

選挙を語る上で、現在の左派政権とオールドメディアについては言及しておいたほうがいいだろうということで、ちょっと長くなるが、政治に対する現在の個人的な考え方も踏まえつつ述べておく。

中道改革連合、もとい立憲民主党は、若者の支持率が 0% らしい。本当に 0% かどうかは知らないが、圧倒的に低いのは間違いないだろう。もちろん自分も支持していないし、正直不思議である(何が不思議なのかはあえて書かないことにする)。つまり、支持するのはほとんど中高年や老人ということになる。なんでなのかなとずっと疑問だったのだが、実はちょうど今、井沢元彦さんが執筆し、最近出版された書籍『真・韓国の歴史 なぜ「反日」を捨てられないのか』を読んでおり、これを読んで点と点が線でつながった4

昨今のオールドメディアの偏向報道ぶりが顕著に現れているが、このオールドメディアこそが、国民を騙し、リベラル、もとい親中・親北もとい、売国的な姿勢を取る政権を支持している。そしてオールドメディアしか観ない国民がそれに騙され、そういった政党に投票する、という流れが出来上がっている、ということだ。

「騙す」という言葉を使ったのは過激でも誇張でもなく、本当に「騙していた」らしい。今では信じられないが、「北朝鮮が日本人を拉致するなどありえない。そんなことを言うのは右翼の陰謀である」とか「北朝鮮は労働者の天国だ」とか「(北朝鮮のミサイルを差して)あれは人工衛星の打ち上げで平和目的だ」とか「朝鮮戦争は韓国から攻めた(完全な嘘)」とかをオールドメディアや政党(ないし大学教授)が大々的に報道・主張し、それを信じた国民が社民党などの左派政党に投票することにつながっていたらしい。今でこそ、そこまであからさまにな「ウソ」はつかないだろう(今はネットがあるのでもしそんなことをしたら完全にバレるしまずいことになる、とわかっているからやらないのだろう)が、昔はネットなどなく今で言うオールドメディアの報道を信じるしかなかったのだろう。だから仕方がないのかもしれないが、今でもオールドメディアしか観ない層の票が、そうした意見を支持する政党に流れているということのようだ。

この本はあくまで歴史の本なので、そこまでは言及されていない(後半は筆者の憶測を含む)が、かつてオールドメディアがこうしたウソを堂々とついていたということが本書で書かれており、民主主義の「自浄作用」により、そうした「悪事」が徐々に浮き彫りとなり、オールドメディアの発言を信じる人やそうした政党を支持する人が徐々に減ってきたということのようだ(まあオールドメディアの主張を信じないのは、ネットが普及して単純に若者が観ないからっていうのもあるだろうが、社民党が今では虫の息なのは、こうした民主主義の自浄作用の賜物だと言える5)。これは政治というよりは歴史の本なのだが、しかも日本ではなく韓国に関する本なのだが、まさかここで今に続く政治と報道の関係について気づかされるとは思わなんだ。

とはいえ、未だにオールドメディアを信じる層は強く残っている。日本は(オールドメディアによる)報道の自由度が先進国の中ではとりわけ低い国と言われている。にも関わらず、(オールド)メディアの報道を信じる国民が異常に多いという、ある意味で「騙されやすい」国らしい。

また、これは筆者の推測だが、ではなぜオールドメディアがこうした左派的な偏向報道ばかりするのかというのは、おそらく GHQ 占領時代の「公職追放」の害なのではないかと思っている。これを詳しく話し出すと長くなりそうなので詳しくは割愛するが、戦時中に日本人の精神性に恐れおののいたアメリカが、終戦後に、二度と日本が(戦争という点において)立ち上がれないようにするために様々な工作をしたとされている(事実もある一方で、若干陰謀論っぽいものもあるが)。

その中の一つに、公職追放がある。これは、表向きには、戦争に協力・加担した人物を要職(政府関係者や教職員など)から追放し、そういった職に就かせないようにするもので、それだけ聞くとまた戦争にならないようにするいいことのように聞こえるかもしれない。だが現実には、まさにこうしたオールドメディアの偏向報道などが起きているように、教師やメディアなど、人々に情報を発信する立場の人間、もっと極端な言い方をすれば、やりようによっては多くの人を「洗脳」できるような職において、愛国的な人間を排除し反日的な人間を重用する、ということを GHQ は意図的にやっていた可能性がある。その背景については、当時のアメリカの立場になって考えれば説明不要だろう。

こうした結果、子どもたちや学生にものを教える教師や、大人になった人たちが見るニュースを提供するオールドメディアには、左派的な(反日的な)勢力しか残らず、先に述べたような偏向報道、もといウソを報道するとんでもない構図ができあがってしまった、というわけだ。今では極左の代名詞とも言える朝日新聞も、かつて(戦前)は満州事変を煽りに煽った張本人である(極右的)というから驚きである。いずれの場合もロクでもないと思うが。

あくまで筆者の憶測を含む部分もあるが、歴史的事実(具体的な内容やアメリカの思惑はともかく、公職追放というものがあったことは事実である)と今の状況を鑑みるに、筋は通っていると思う。これを信じるか信じないかは別にしても、こうした売国的な左派勢力がこれ以上台頭しないこと、選挙結果予想は意外に外れることが多いこと、そして組織票を減らすことなどを考慮すると、たった一票でも、そして老人と比べると(シルバー民主主義的な意味で)意見が軽視されがちな若者の一票でも、投票することには意味があると、最近では考えるようになってきた。舐められて これ以上好き勝手されてたまるか。

最高裁判所裁判官国民審査

これに関してはもうほとんど書くことないので書くか迷ったけど、最高裁判所裁判官国民審査に関しては、特に何も書かずに(辞めさせたい裁判官なしで)投票した。ぶっちゃけ、知らん! 辞めさせたいもなにも、本当に知らんのである。ちなみに今まで国民審査によって辞めさせられた裁判官はいないらしい。まあそうよね、知らんし。よっぽどひどいことしてニュースに取り上げられないとそうはならないと思うけど、もし仮にそのレベルだったらもう国民審査とか以前に何かしらの法律で剥奪される気がする。

投票所と街の様子とその後

投票所は前回の参院選と同じだったんだけど、入口が前とは違った気がする。小学校だったんだけど、けっこうデカいので入口が複数あるっぽい。前回と同じだろうと思ってそっちに向かったら入口が閉まっていて、あれどこだ? とちょっと建物周辺で迷った。その近くにいたお姉さんが、「選挙ですか? それなら向こう側をぐるっと回ったところです」みたいに言われた。そして同じく別の方向に来てしまっていた他の有権者も、「あ、そうなの?」とか言って本来の入口のほうへ向かっていった。他の人も間違えていたのでちょっとややこしかったな。一応、選挙会場はこっちみたいな紙が貼られていたんだけど、目立たないし、曲がる道があるとどっちを指しているのかわからなかったりした。

そして今日の東京は雪が降っていた。今年、雪が降ったのは 1 月 2 日と昨日 2 月 7 日のみで、いずれも雪というか みぞれ っぽかったし、少なくともうちの近くでは積もることもなかった。しかし今日は積もっていた。起きたのが 11 時半すぎくらいだったのだが、そのあとカーテンを開けたら雪が降っているし積もっていたので、マジかと思った。今年はほぼ降っていなかったのに、選挙日に限って積もるくらい降るとかそんなことある? って感じだった。雪降ってるから当たり前だけど、けっこう寒かった。投票所入場整理券を持っていた(カバンなし)し傘をさしていたし手袋も持っていないので手がかなり冷たかった。

投票後はいったん帰宅して整理券と案内が入っていた封筒と傘を置いて(そのときにはもう傘はいらないかなと思った)からスーパーに向かって買い物をした。日用品がけっこう減ってきていたのでまとめてガッツリ買ったら重すぎて腕が死にそうになった。最近筋トレして腕は鍛えているはずなんだけどね。まだ修行が足りんか 💪

スーパーから帰宅していろいろ整理してコーヒー飲んでからこれを書き始めた。相変わらずブログとなると数時間以上とか平気でかかってしまうな。でもこういう自分の気持ちや意見を残す文章こそ、AI なんかに書かせてもまったく意味がないので、時短とか考えても仕方ない。別に収益化もしていないし、だったら書かなくていいし。

まとめ

これを誰かが読むころにはすでに結果はわかっているはずだが、執筆時点の今はまだ投票時間中なので何もわからない6。今回の選挙は今までの選挙とはまた違う重要性を秘めたものになると思う。なにより、高市政権の支持率は高いが、自民党の支持率は低いというねじれ状態が、どう選挙結果に影響するか。各発表では自民優生と予想されているが、選挙結果は蓋を開けてみなければ本当にわからないものらしい。まだ選挙参加 2 回目だからというのもあるけど、本当にどうなるのか予測がつかない。でもある意味それがちょっとワクワクするというか楽しみでもある。どっちが勝つかわかりきっているスポーツの試合なんか観てもそこまで白熱しないのと同じだ。まあスポーツ観戦したことないんだけど(2 回目)。

改めて書くことではないが、期日前投票ではなく当日投票を行った。別に当日なにか予定があるわけでもない(基本的に暇だ)し、期日前投票はそれはそれで若干めんどくさくてあえてするほどでもないし、期日前投票したところで結果がわかるのは当日の夜以降なのでそれまでどうなるかって気になっちゃうというのもあるし、単純に得られる情報が当日のほうが多いはず(熱心な人は選挙前日まで情報発信するだろうし)なので、当日に行けるなら当日にするのがいいかなというのが自分の考えである。

あと、どうやら期日前投票だと、当日よりも不正がされやすい(当日までに保管されているものを不正に書き換えられるおそれあり)みたいなこともあって、そうなのかとも思ったけど、日本においてはそこまで不正は起こらないということみたいなので、まあそこまで神経質にならなくてもいいとは思う。むしろ期日前投票というものがなくて、当日行けないから投票しない、ということのほうが問題はありそうだから、当日が厳しいなら無理せず期日前投票を活用するのがいいと思う。まあこれを今ここで書いたところですでに投票は終わっているんだけど。

最後に、こうなってくれたら嬉しいという個人的かつ現実的な希望を言うなら、高市政権続投のために与党(自民・維新)がギリギリ過半数を超え(大勝はしてほしくない)、中道改革連合は大敗し、その他、保守寄りの少数党が躍進しつつ、チームみらいも議席を増やし多党化がまた少し進む、という政局になってほしいかなあ。あくまで希望的観測だけど。

  1. あとこの連合に賛同できない一部が離党してできた、減税日本・ゆうこく連合とかいう党も誕生してなんかいろいろやってんなと思った。中道改革連合しかり、選挙対策にしか見えないし、そうじゃなくても投票する可能性は最初からゼロだったけど。 ↩︎

  2. まあ党首の百田氏にはもうちょっと発言を気をつけてもらいたいと思うし、前回、選挙区のほうで投票した小坂英二氏はその後に見た Abema の番組でかなり頭に血がのぼっているような振る舞いをしていて、気持ちはよくわかるけど政治家だからもうちょっと冷静になってほしかったとちょっと残念に思った部分はあったけど。 ↩︎

  3. 安野さん自体はエンジニア界隈としては有名なので前から知っていた。政党のことを前回まではよく知らなかった。 ↩︎

  4. まだ 3 割くらいしか読んでいないが、これを語る上では差し支えないだろう。 ↩︎

  5. というのかまだ消滅していないのが不思議なくらいだ。 ↩︎

  6. 投票直後のこの感覚を記録として残したいという側面があるので、結果が公表されてもすでに書いた内容を修正するつもりは特にない。 ↩︎

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